愛とは___…２

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A『頼………み事？何ですか？』








鳳仙「あぁ。








お前には、少しの期間、真選組に送ろうと思ってな。」









A『は、え？真選組？』









真選組。








それは春雨の敵でもある。









極悪で何人も殺している殺人犯と、悪を倒すお巡りさん。







だがその殺人犯がお巡りさんの中に入れと言う鳳仙。









それはまるで、ライオンの敷地内にわざわざ自分から兎が入っていく。




という事だ。









鳳仙「お前なら出来るだろう？なんせ、春雨を抜けたのだからな。」









A『………いや、でも、私が春雨だったという事がバレたら私が疑われてしまいます。』









適当な言い訳を考えるがそれは効かない。








鳳仙「……言わなければいいことだ。信じてもらうにはそのくらいの事をしないとな。」









A『…………。(手強いわね………)』









Aは頭をフル回転して、この状況をどうにかしようとするがどうもできない。









鳳仙「………A。やらないのか？」









A『……………いえ、やらせて、いただきます。




………ですが、１日だけにしてもらえないでしょうか。幾ら何でも真選組です。それなりに力はあるし、春雨だった事がバレるのも時間の問題です。』









鳳仙「………………あぁ。いいだろう。１日だけ………な。」









A『(１日経ったら団長達が来る。……それまで我慢ね)』

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