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A『で、では!行ってきます!』




阿伏兎「おー…気をつけろよ?向こうで殺されんじゃねーぞぉ〜」




A『やっ、やめてください!』



ちょっとお茶目な阿伏兎さんは私をさ 最後までからかう。


私は初めて地球に行き、実際の所、物凄く緊張している。





A『では!行ってきます!!』



阿伏兎「…おいこれで何回目だ。50回近く言ってんじゃねーか。」



A『だ、だって!1人で行ったことないのに行くんですよ!?吉原に!!女の街に!!』



たじたじな私はどうやって艦に乗るかも忘れてしまった。


この先やって行けるだろうか。




A『はじめてのおつかいですか!?どーれみーふぁーそーらしーどーって流れてきそうです…__』



阿伏兎「いいからさっさと行け!!」




Aは急に阿伏兎に押され、小型の艦に押し込まれた。


艦のドアがウィーンと閉まる。




A『ちょっ…阿伏兎さん!待って…!あっ、団長は!?』



阿伏兎「知るかそんなの!

はい!夢の国にいってらっしゃぁぁぁい!!」



A『ぎ、ぎゃぁぁぁ!!悪魔ぁぁ!!』







ギューンっと星の様に地球に向かって飛んでいった艦はとてつもないスピードで宇宙の彼方をかけて行った。




阿伏兎「…ふぅ」



小さく溜息をつくと、呆れ顔である一箇所を見る。


「全く…」と呆れて言い、「出てこいよ」と付け足す。




阿伏兎「おい。団長。いつまで隠れてんだ。見送りぐらいちゃんとしてやれよ。」



……と言うと柱の影から出てきた神威。



神威『……別に。隠れてなんかいないよ。』



阿伏兎「まぁ怒んなって。しょうがねー事なんだ。昨日言ったろ、上からの命令だって。」



神威『けど…なんでアイツを送んなきゃなんないんだよ。』


阿伏兎「夜王鳳仙の監視役さ。あーあ上は何考えてんのかわかんねーや。」



神威『…。』



阿伏兎「まぁ、明日まで待つしかねぇな。…じゃ、先戻ってるぜ。」



「待てよ、」と阿伏兎を引き止めると、「んー?」とこちらを振り向く。



神威「……何かあったら、ただじゃおかないからね。」



いつもの神威とは違い、真剣な目付きで、余計呆れてしまう。


阿伏兎「俺に言うなよー。

ったく間は一番大変何だからよぉ」



と言ってその場を後にした。


神威はAが行った方をずっと見続けて、一言。









神威『…A…』



と、彼女の名前をか細い声で呼ぶのだった。

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- 更新楽しみにしてます! (3月4日 16時) (レス) @page20 id: 53df4b99f2 (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - 更新頑張って下さい! お願いします! (2019年12月25日 15時) (レス) id: e5c89771f4 (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - non様!神威小説もっと作ってください!面白いです!最高です! (2019年12月25日 14時) (レス) id: e5c89771f4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - でも、凄い面白かったですよ?更新頑張ってください♪ (2018年7月21日 12時) (レス) id: e9b51ed374 (このIDを非表示/違反報告)
non@nqrse(プロフ) - 愛さん» 有難う御座います、結構占ツク始めたての頃に書いたものなので上手く出来てません…(T_T) (2018年7月21日 11時) (レス) id: 0592968b68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:non | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/  
作成日時:2017年6月9日 20時

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