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沖田「どーも。
あーあ…ったく…お前ちょっと怪しいと思ってたけど、まさか感が当たっちまうなんてねィ。」
A『(ば、バレてた…。)』
沖田「まぁ、敵と知ったら、女だろうが何だろうが……
全部ぶった斬る…!」
A『…わ!』
こちらに刀を持って向かってくる沖田。
だがそれを軽くひょいっと交わすのが神威。
神威『…何かAにしたら、ただじゃおかないから♥』
A『…こ、怖いです。』
それと……ちょっとカッコイイって思った。
……口には出せないけど。
沖田「…はっ、何でィてめぇら。できてたのかィ。」
A『は、はい!?違いますから!』
神威『そうだヨ。違うヨ。これから恋仲になるんだヨ。』
A『それも違うます!!』
神威『…え、違うの?』
A『違う!!何でそうなるですか!今関係ないでしょ!?』
神威『…関係ないとかそういう問題じゃないよ。
俺Aが吉原に行く時決めたんだ。
必ずものにするって。』
A『は、は!?何言って……___』
沖田「……すまねぇなぁ、いちゃいちゃしてる所邪魔して。
でも俺も仕事なんでさァ。
そーいうのはあの世でしやがれ。」
一気に刀を突き付けようとすると、それも交わし、Aを抱えながら蹴りをお見舞い。
沖田「……その女、重いんじゃないかィ?下ろした方が、軽くならァ。」
A『は、はぁぁ!??』
蹴りは刀で塞がれ、神威の足を掴み、壁へと叩きつけた。
A『ぎゃぁぁぁ!!』
神威『A落ち着いて、俺が守ったから大丈夫。』
A『団長ぉぉ!これは引いた方が宜しいかとぉぉ!』
「うーん…」と少々悩み気味。
だが、その間に沖田は近くまで来て、刀を振るう。
神威『はぁ…。』
神威はジャンプし、沖田を越える。
沖田「……何でさァ。お前みたいな奴なら俺と殺り合いになるかと思ってたんだがねィ。」
神威『うん、残念ながら、今はAもいるしね。
殺りたいのは反面、大事なやつも守んなきゃじゃ、優先順位はこいつだ。』
沖田「はっ、戦闘狂いとは聞いてたんだが、そんな事はねぇみてぇーだな。
好いてる女の前じゃ、本来の自分を見せれねぇってか。」
クスッと笑い、穏やかな神威。
.
神威『……ま、こいつにだけ嫌われたくないからね。』
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あ - 更新楽しみにしてます! (3月4日 16時) (レス) @page20 id: 53df4b99f2 (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - 更新頑張って下さい! お願いします! (2019年12月25日 15時) (レス) id: e5c89771f4 (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - non様!神威小説もっと作ってください!面白いです!最高です! (2019年12月25日 14時) (レス) id: e5c89771f4 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - でも、凄い面白かったですよ?更新頑張ってください♪ (2018年7月21日 12時) (レス) id: e9b51ed374 (このIDを非表示/違反報告)
non@nqrse(プロフ) - 愛さん» 有難う御座います、結構占ツク始めたての頃に書いたものなので上手く出来てません…(T_T) (2018年7月21日 11時) (レス) id: 0592968b68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:non | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/
作成日時:2017年6月9日 20時