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「はぁ?結局付き合う事になったぁ?」


『はっ、はい…』



まふ君、そらるさん、天月君。そしてるす君、なるせちゃん、センラさんの私を含めて7人が私の家のリビングに集まりお話中。


うーん何かデジャブの様なじゃない様な…。


センラさんが意味が分からないという態度をあからさまに出しているので何か答え辛い…。



「ちょっとちょっとそらるさぁん!その場にいたのはそらるさんだけなんですよー?どーいう事何ですかぁ!」


「え?あー……何か流れ的に…?俺がちょっと言っちゃいけない事を言ってしまったので…」



それにセンラ、+るすが反応し「協力しないんやないん!?」、「何自分が一番手出してんですか!」とそらるさんに言いたい放題言っている。


それにしゅんっとしているそらるさんに対し、「あれ?」となるせちゃんが。



『?どしたの?』



顎に手を添え、何やら疑問を抱いている様だ。



「そう言えば…はっ、発…情期ってどうなったの?」


『えっ、あれ言ってなかった?』



なるせちゃんにそう答えた直後横から手が伸びて来て彼の胸に飛び込んだ。


彼、と言ってもまふ君だが。



「何で二人話してるの。なるせ、特にお前は駄目だ」



……何話してるのって、まふ君の発情期について教えようと思ったんだけど…。


というか人前でこういう事しないでよ……恥ずかしいからー…。


まふ君を無視してなるせちゃんに発情期ではなく別の症状だと説明すると、「題名変えなきゃじゃない?」とメタイ事を言う。


………それ……言わないで。



「はいはいはい!とーにーかーく!皆先輩には手ぇ出さないでね!分かった!?」



だが「えー」と不満気な6人。ゲーム出来ないじゃんやMIX頼めないじゃんとの意見も聞こえる。



「駄目ー!ゲームも僕!MIXも僕に頼んで!」



だがまたまた皆はブーイング。そんな光景に目を細めて笑うと、まふ君もつられる様に満面の笑みになった。



この笑顔はあの時……あの、告白の時みたいで、「あー幸せだな」って思えた。


まだまふ君は自律神経の病気にかかってるから治療を続けるのだろうけど、いつか治ると思うから。


これからは上下関係、身体だけの関係じゃなくて恋人だから、私がまふ君を支えるんだ。




もしからしたら………私が彼に発情してしまうかもしれない




……………なんて。


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作者名: x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/  
作成日時:2018年2月2日 22時

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