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「生クリームとぐらにゅーとうを入れて、
泡立て器を使うて混ぜるって書いてある！」
レシピを見てソラにそう伝えながら、
ファイはボウルに生クリームを投入する。
「生クリームと、ぐらにゅーとう？
はくりきことは何がちがうのかなぁ」
混ぜる速度は一定に！との注意書き通り、
ソラは、グラニュー糖を加えて混ぜていく。
ふわふわになってきているようにも見えたが、
残念ながら、ソラはそこでギブアップした。
「つ、疲れた……ファイ交代」
いつもお昼は眠ってばかりのソラに、
ずっと混ぜられる体力などある訳もなく。
そうしてクリームはファイの手に渡る。
「おっしゃ！いっちょ気張ってくで〜！
ファイちゃん体力には自信があるからな！」
意気込んでボウルを受け取り袖を捲ると、
泡立て器片手にクリームを混ぜ始める。
ソラはファイの手に渡ったクリームを眺める。
段々とふんわりして行くのを見て、
彼女の顔は、ぱあっと明るく輝いた。
「……こんなもんやな！いっちょ上がり！」
普段は毎日外で走り回ってるだけあって、
５分も経てば、クリームはすっかり完成した。
「ファイ、すごいね〜！
かっこいいね！さすがだね」
すっかり出来上がったクリームを見て、
ソラはぱちぱちと小さく拍手を贈る。
「えへへ、カッコええ？
ファイちゃんスゴいやろ？」
かっこいいと褒められたファイは、
嬉しそうにドヤ顔して、頬を染める。
次は使った材料や道具の片付けだ。
「えっと、牛乳とバターはこっちで、
砂糖はここの棚、余った卵は……」
卵を持ったソラはオーブンの前を通る。
そんなタイミングを見計らったように、
オーブンがスポンジが焼けたのを知らせた。
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もみじまんじゅう☆せつね(プロフ) - ゆうひさん» コメントありがとうございます！イラストも本当にかわいくて感謝しかないです…！改めてここでお礼を言わせて頂きます！これからも見てもらえると幸いです。 (7月9日 21時) (
レス) id: 89e2ed1630 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - わわわ…めちゃくちゃ平和で可愛い…。こんなに暖かくまとめて書いて下さってありがとうございます…！！これからも是非よろしくお願いいたします！！ (7月9日 20時) (レス) @page20 id: 44a03850b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もみじまんじゅう☆せつね | 作者ホームページ：http:
作成日時：2023年6月26日 20時
