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緑side
緑「っあ、りゅせ……おかしなるっ、」
優しくするという言葉を早々に撤回した彼は、ぎゅうっと強く抱き締めながら愛おしそうに好きと囁きながら耳に口付ける。
耳が弱いことがわかった流星はそれが嬉しいのか、俺の大好きな低くて時折鼻にかかる声で愛を囁く。
初めてやから、と用意されていたローションを取り出す姿と、その心遣いにドキッとして、胸が高鳴る
後ろに指を添えられればそれだけで身体が跳ねてしまう
もどかしくて、必死に彼の首に手を回してしがみつく
青「あかん…かわいすぎる、辛かったらほんまに言うて…」
優しく囁かれれば身体は溶けていくようで、ゆっくり指が入ってくれば頭がビリッと痺れる。
緑「っあ、ぁぅ…りゅうせ、りゅうせ、い……」
息が上がって苦しくなれば、それを察してくれたのか
真似して。と彼の呼吸を耳元で感じて、必死に息を整える
張り詰めた俺のモノからお互いが繋がることを期待して涎のように垂れてくる愛液を掬い取って、後ろに入る指が増える。
中でバラバラと彼の長い指が動く度に俺の腰も揺れてしまって恥ずかしい。
青「もう…俺、神ちゃんを感じたい……ええ、？」
呼吸に必死な俺はこくこくと頷くことしか出来なくて。
彼の手をぼうっと目で追っていれば、優しく俺の髪を撫でてくれて。安堵した瞬間、
緑「っんあ、！りゅうせっ、りゅ、せ、ぅあ……」
ぐっと何かが入ってくる違和感。
気持ちええよりも、変な感覚が襲ってきて怖い…
快感を抑えとるのか、眉間に皺を寄せながら俺の大好きな顔が近付いてきて。
そっと、優しく優しく溶かされるように口付られれば違和感は快感に変わっていて。
ああ。一つになれたんやと涙がぼろぼろと零れる。
青「っ……痛く、ない？あかん……神ちゃんのナカ、あつい…蕩けそう、」
苦しそうに眉をしかめてそう呟いて、指で俺の涙を掬い上げてぺろ、と舐める。
その姿がかっこよ過ぎて、胸がぎゅうってなって。
どうにかなってしまいそう。
宙ぶらりんになっていた手を掴まれて、指が絡まる。
このまま全部ひとつになって、溶けてしまえたらええのに。
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作者名：だてこーん | 作成日時：2024年2月17日 16時
