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亀梨君と話していると電話の向こうから「亀梨さ〜ん」と言う声が聞こえる。
亀梨「わりっ、時間になっちゃった!この後YouTubeの撮影なんだよね〜^ ^ごめん!また事務所で話そっ!麻衣ちゃんもありがとう^ ^また遊びに行ってもいい?」
麻衣「こちらこそお忙しいのにありがとうございました^ ^是非また遊びに来てください^ ^さえちゃんも楽しみにしてると思います^ ^」
亀梨「ありがとう^ ^良かったらまたウチにも来て^ ^航介(こうすけ)もさえちゃんに会えるの楽しみにしてるからさ^ ^」
麻衣「ありがとうございます^ ^さえちゃんも喜ぶと思います^ ^ありがとうございました^ ^また!」
亀梨「ありがとうね^ ^じゃあ、目黒また!」
蓮「亀梨君ありがとうございました^ ^また!」
そうして亀梨君との電話が終わった。
俺がふぅ、と一息ついていると
麻衣「朝から忙しかったね^ ^」
とテーブルに置いてあるコーヒーポットから、コーヒーを継ぎ足してくれる麻衣。
蓮「いやぁ〜、焦った〜汗」
と言いながらコーヒーを一口飲むと
麻衣「あそこの和菓子屋さん気に入ってもらえて良かったね^ ^うちも長年ご贔屓にしてるお店だし、歴史も深い和菓子屋さんだから、気に入ってもらえると思ってたんだよね〜^ ^良かった〜^ ^」
と言いながらほうじ茶を飲む麻衣。
麻衣が前に持たせてくれた和菓子屋のお菓子っていうのが、豆大福で。
麻衣の実家のお花屋さんの隣にお店を構えてるんだけど、それがめちゃくちゃ老舗の雰囲気満載。
聞くところによると江戸時代?から続く和菓子屋さんだそうで、そこの名物が豆大福なんだとか。
俺が、麻衣と結婚させてくださいとご実家に挨拶に行った時も、この豆大福が出てきてさ。
緊張の面持ちで挨拶した後に、お義母さんに「緊張してると思うけど、ここの豆大福美味しいから食べてみて^ ^」と言われて食べてみたらさ、これがめちゃくちゃ美味しくて!
緊張が解れるくらい美味しくて感動したのを覚えてる。
そんな和菓子を亀梨君も気に入ってくれて嬉しいな。
そう思いながら残ったサンドイッチをサクッと頬張った。
その横で麻衣は篠田さんから来たというLINEのメッセージを返している。
麻衣「藍さんがLINEくれたの^ ^麻衣ちゃん大丈夫ー?って。優しいよね藍さん^_^」
とニコニコしながらLINEのメッセージをポチポチと打っている。
なんて穏やかな時間だろう…と思っていると洗濯機が終わりのアラームを鳴らした。
俺は使った食器をサクッと洗って洗濯機に向かった。
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作者名:まいも | 作成日時:2018年6月11日 11時