泊り ページ9
ら「ってことらしいです」
らんが私の部屋に入ってきてさっきの内容を話してくれた。
お姉様が…今日ここで…泊まる…??
『やばいやばいやばいやばい』
ら「なんでですか?」
『テスト見つかったら終わるわ…』
ら「…自業自得ですね」
『らん!このテストどうにかできないの!?』
私の机の上には、大量の0点のテストが置かれていた。
ら「この量は無理ですね」
『無理じゃない、やるのよ』
ら「なんでこういう時に限ってお嬢様は…」
『手伝って!』
ら「はぁ、、」
〜数分後〜
ら「一応バレない所には隠しましたけど…」
『よかった、、』
姉「A〜?」
『ギクッ!や、やばいわ…!らん隠れて!』
ら「え?なんでですk(」
『早く!!!』
ら「えぇ!?」
そしてらんは、私のベッドの中に潜り込んだ瞬間、お姉様がドアを開けた。
姉「あら〜、部屋意外と綺麗ね〜」
『そ、そう、、?』
姉「昔のAなんてテストばら撒いてあって、、」
『そ、そうね、!』
姉「?なんかおかしいわよ?」
『え、い、いや…なにもないわよ、』
姉「絶対なにか隠してるじゃない、」
『…い、いやぁ、』
姉「ところで、めっちゃ気になってたのだけど、ベッドの中ってどうなってるの?」
『ギクッ!』
お姉様、そこには目を通さないで欲しいわ…
見つかったら終わるのだけど、
『え、えっとー、、』
姉「開けてもいい?」
ら「(…)」
『あ!その!その中に爆弾が入ってて!開けたらお姉様吹き飛ぶわよ!!』
姉「ば、ばくだん…?」
ら「(分かりやすい嘘ですね、、)」
『そ、そう!爆弾!』
姉「…!ふふwなにを必死に隠してるのか知らないけど、開けるのはやめておこうかしら、w」
『…ほっ、』
ら「(めっちゃ優しいじゃん、、)」
姉「それじゃあ、私はリビングにいるわね」
『え、えぇ、』
姉「あー、そういえばらんさんとまだお話ししてないなー(わざと」
『ギクッ、ら、らんなら今…トイレにいるわ!』
姉「あらそうwなら出てからお話ししようかしら?w」
ら「(…絶対ばれてるやん)」
姉「それじゃあ、」
『えぇ、』
そしてお姉様が部屋から出て行った後、らんがベッドから出てきた。
ら「つ、疲れた…」
『…あぶなかった、』
ら「多分バレてますよ」
『…知ってるわよ、』
ら「ていうか隠れる必要なかったんじゃないですか?隠れたほうがより怪しまれて…」
『…』
ら「お嬢様?」
『…お姉様と話してきたらどう?』
ら「あ、そ、そうですね…?」
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作者名:ルカ | 作成日時:2024年1月28日 18時