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暇72 ページ24

『朝から…早すぎる…』

暇「ゲーセンだから」

『どゆこと…?理由になってないのだけど…』

〜〜

暇「お嬢はなにかやりたいものありますか?」

『そうね…あれとかやってみたいかも、』

暇「どれですか?」

『あれ、』


私は人が多いところに指を指した。


暇「ああ、クレーンゲームですね」

『そう、それ』

暇「やってみますか?w」

『うん!』

暇「じゃあお金入れてください」

『えっと…ここ?』

暇「そこに入れたら下のやることになりますけど、」

『え?えっと…ここかしら、』

暇「どこに入れようとしてるんですか?ここですよ」

『あ、あぁ、そこね…』

暇「大丈夫か…?」

『失礼ね、わかってたわよ…』

暇「いや絶対わかってないだろ…」


私はなつにいらいらしながら、目当ての物に向かってアームを動かす。

1回やってみたが、びくともしなかった


暇「どこにアーム動かしてるんですか?」

『うるさいわね、』

暇「もうちょいこっちです」


するとなつが、私の手の上○○せてきて、アームを動かした。

距離が近いので、なつの声が耳元でよく聞こえる。


暇「アームを下ろしてみてください」

『わかった…』


私はなつに言われた通り、アームを下ろす。

すると、目当ての物に当たり、その振動で落ちてきた。


暇「ほらぁ〜、取れたじゃないですか〜」

『…なつ、距離近い』

暇「そうですね〜」

『聞いてるの?』

暇「嫌なんですか?」

『嫌よ』

暇「へぇ〜、恥ずかしいんですか?w」

『いや、全然』

暇「なんでだよ」


〜いろいろ遊んだ〜


『楽しかったわ!』

暇「ならよかったです」

『あ…これ。』

暇「?」


私はなつに、クレーンゲームで取れたパイナップルの形をしたキーホルダーを渡した。


暇「えっ…これなんですか?」

『なにって…どう見てもパイナップルでしょ』

暇「いや、そうじゃなくて…」

『?』

暇「…お嬢が取ったんですか?」

『そうだけど…』

暇「いつ!?」

『な、なつがどこか行ってた時に…』

暇「マジですか!?大事にしよ、」

『喜んでもらえたならよかったわ』

暇「次はお嬢が取ってるところ、見せてくださいね」

『そうねw』

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作者名:ルカ | 作成日時:2024年1月28日 18時

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