私の執事が優しすぎる…のか？？～２～【桃】【🌸♬】 (ページ3)

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犬、猫…いや、狼ページ3

『…犬って、可愛いわね』

ら「そりゃあそうですよ」

『猫も…可愛いわね…』

ら「さっきからなに意味わかんないこと呟いてるんですか？」

唐突に、飼いたいと思った。

『…犬…』

ら「飼いませんからね」

『…猫…』

ら「ダメです」

『…バカ！』

ら「誰が馬鹿じゃ」

『いいじゃない１匹ぐらい！』

ら「ダメなものはダメです！」

『隣の田中くんは飼ってるわよ！』

ら「誰だよ田中ぁ！」

『私の好きな(』

ら「え！？好きな人！？」

『いやだから』

ら「そいつ誰ですか！？」

『だから聞いて』

ら「今すぐ◯しに行かないと…」

『やめて』

私が悪いみたいになるじゃない…可哀想よ、(絶対可哀想じゃ済まない

ら「なんでですか！俺は許しませんよ！」

『だから！私の好きな犬とか猫とか！飼ってるって言いたかったのよ！』

ら「…あぁ、それなら安心しました、」

最初から話を聞いたらこんな揉め事にはならなかったのに…

『だから田中くんの飼ってる犬でも猫でも、飼いたい…』

ら「あのですね、人は人、ウチはウチって言うじゃないですか」

『…』

ら「しかもお嬢様、お世話出来ます！？」

『…』

ら「お嬢様？？」

『…なによ、』

ら「もしかして…拗ねてます…？」

『…』

ら「はぁ…飼いませんよ！わかりましたか？」

『い、や！』

ら「ダ、メ、です！」

『…ふん、』

ら「…はぁ、」

私は思いっきりドアを閉めた。

～次の日～

続く_______。