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第43話 ページ44

〜〜

『あぁれぇ…やばい迷子になった…みんなどこだろ…』

『みんなー??』


私はウロウロとみんなが居そうな場所に歩いていく。


モ「ねぇそこの君ー、俺たちと遊ばなーい?」


すると誰かが私を引き留めた。

多分、ナンパだろう。


『あ、無理です』

モ「そういわずにさー」

『きっっっっっっっしょ』

モ「チッ…るせぇな、黙ってついて来いよ」


ナンパがぐいっと私の腕をつかむ。

するとその衝撃で足をつってしまった。


『った…足つった…こんな時に…』

モ「ほら!グイッ」

『っ…いった…』

?「おいてめぇ…何してんの?」


するとまた、誰かが怒ったような声色で言ってきた。

この声…もしかして…



モ「あ?誰?」

?「ナンパですかー?きも、消えろ」

モ「ああん?」

?「誰って…こっちのセリフなんだけど…」

?「え、キモ、死ね」

『…み、みんな…』

い「はぁ、お前迷子になってこの有様かよ」

こ「きっも、きしょ、死ね」

す「とりあえず離してくれる…?汚い…」

モ「は?無理、こいつは俺の」

い「は?グイッ」


いるまがナンパの首元をグイッとつかんだ。


い「もう一度言ってみろ、殺すぞ」

『ビクッ…』

モ2「なにしてんの、早く行くぞ」

モ「そだな」

『やめ…』

ら「ねぇ、君。離して?」


らんは凄く落ち着いたような声をしていた。

でも…なにか私の中で引っかかる…。


モ「は?だから無理って」

ら「あ”?無理?Aをこんなことしていいと思ってんのかカス。」


急に声が低くなったと思えば、めちゃくちゃ顔が怖い。

…らんって、こんな顔できるんだ…。


モ「は?さっきから黙ってると思ってれば…何だよいきなり」

『…ら…ん…?』


初めて聞いた…らんのこんな低い声…いや、全員の怖い顔…


ら「ごめんみんな、もう無理かも」

暇「!?お前やりすぎ…」

ら「大丈夫だよ。すぐ終わる」

暇「そういうことじゃ…」

暇「…チッ…」

暇「へいへーい、わぁったよ、じゃあ俺も」

す「俺も。無理」

こ「こさめも無理に決まってるじゃん」

い「まぁな」

み「…俺も」

『…?』

ら「殺す」

モ「…?」

ら「ドゴォンッバコォンゴキゴキッッ!」

モ「!?!?!?!?うぁっ…!?」

ら「…あはっw」

『…え…』

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作者名:ルカ | 作成日時:2023年10月6日 22時

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