～君との思い出～ (ページ41)

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第40話ページ41

く「！？」

ゆ「…そっか、」

『…』

ゆ「じゃあ、多分もうすぐ来るからここで待っててね？ゆさんたちは邪魔しないように外に出るから」

『来る？誰が…』

ゆ「んー？」

ゆ「誰だろうね？w」

ﾊﾞﾝｯｯ

『！？』

するとドアが思いっきり開いた。

ドアの前には、暗い顔をした誰かが突っ立っていた。

？「はぁ…やっと、見つけたと思ったのに…」

『…？』

すると聞き覚えのある人が、私の胸元を掴んでぐいって引っ張ってきた。

『！？』

ら「ここに居たいんだ？へぇ、そうなんだね」

『ら、らん！？』

ら「Aは、一緒に居て楽しくなかったの？それともこの人達の方がいいと思ったの？？」

『…そ、れは…』

ら「…はぁ、」

ら「ボスに言われたこと、まだ根に持ってるの？」

『…！？』

ら「へー、」

『なにも言ってな…っ！』

ら「そんな顔してるじゃん」

『っ…』

ら「…力ずくで連れて行くから」

『…なんで！？』

ら「俺たちと出会ったからには、一緒に居てよね？」

『！？』

ら「ﾆｺｯ」

らんは不敵な笑みをし、くに達のほうに振り返った。

ら「じゃあ、もらっていきます」

『！？』

ゆ「うん！」

こ「じゃあね！」

くに達は笑顔で私を見送る。

『え、ちょ…』

ら「お世話になりました！」

『ねぇ待って！』

ら「待てない」

『っ…』

ら「…ここまでくれば…大丈夫かな」

『…なんで来たの！？』

ら「なに、来てほしくなかったの？」

『…うん』

ら「へー」

『だって…来ちゃったら…』

『…ずっと一緒に居たくなっちゃうじゃん…((ﾎﾞｿｯ』

ら「…」