第4話 ページ5
私は暇なので、裏庭に出てふらふらしていると、1人の影が見えた。
『あれ、あそこにいるのって…』
す「んんぅ…ﾑﾆｬﾑﾆｬ」
『あ、あれは…』
庭の上で気持ちよさそうに寝ている人は…
す「あれぇ…？誰ぇ…？」
『私だよ…A』
す「A…？って、え！？A！？」
少し間があった後、すごく驚いた顔を見せた。
『え…っう、うん…』
す「俺に何の用…？」
さっきまでのふわふわした空間が一瞬にして凍り付いた。
『…ふらふらしてたら見つけたんだ！』
私はこの空気に負けないように笑顔ですちに話しかけた。
す「俺にあまり近づいてこないで」
『…あはは、だよね…』
す「ﾌｲｯ…ﾄｺﾄｺ」
そのまま去ろうとしていたけど、答えてくれるかわからないけど…
『あっ！待って！』
す「…ﾋﾟﾀ」
『！…すちの、能力って何？』
す「…なんで俺が言わなくちゃならないの？」
『ぁ…』
す「ﾌｲｯ」
怖いけど…
『とも、だちになりたくて…』
す「…で？」
『だめ…だよね…ごめん』
す「…ﾄｺﾄｺ」
『…はぁ』
ため息をつくと、後ろから誰かの声が聞こえた。
こ「Aー！！」
『うわぁっ！って、こさめかぁ…』
こ「ふふｗ何してるの？」
『ちょっとふらふらしてたｗ』
こ「そっかぁ！」
『あ、こさめ！1個いいかな？』
こ「ん？なにー？」
『こさめの能力知りたくて…』
こ「えー？こさめー？こさめはー」
こ「いろんな姿に変えることが出来ることかなー？」
『！姿…』
こ「うん！」
『ありがとう！』
こ「なんで？」
『ちゃんとみんなのこと知っておきたくて…』
こ「そっか！」
『…うん…』
こ「！…頑張ってね！」
こさめは察したのか、応援してくれた。
『！…うん！』
こ「ﾆｺｯ」
こ「じゃーねー！」
『うん！ばいばい！』
『……』
『…どーしたらいーかな…』
『すちとなつといるまは私とあまり顔合わしてくれないし…』
『みことともまだ喋ってない…』
み「俺が何？？」
『ひっ!?!?』
み「あ、ごめん…ｗ」
『み、みことか…』
み「ｗ俺だよｗ」
『あ、みこと！』
み「？なに？」
『みことの能力教えてくれないかな…？』
み「えーよ！」
『！』
み「俺の能力はー」
み「ひっかくことや！」
『！そっか！ありがとう！』
み「いーえ！」
『みこと、は…』
気になってしまったため、聞いてみた。
み「？」
『私の事…どう思ってる…？』
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作者名：ルカ | 作成日時：2023年10月6日 22時
