検索窓
今日:1 hit、昨日:36 hit、合計:3,354 hit

第39話 ページ40

ゆ「よくこっちの組織に入ったね」

私は地下室に連れて行かれ、鉄の椅子に座らされた。

目の前にいるのは、ゆうとくにだ。

『しょうがないでしょ、だって…』


『あの人たちといると…私が可笑しくなりそうだから…』

ゆ「…ふぅん」

『それに、君たちと一緒にいることは許されているしね』

ゆ「…ほんとにそう思ってる?」

『…ほんとだよ』

ゆ「Aちゃんの本音って…そんなんじゃないでしょ?」

『これが私の本音だよ?』

く「嘘だ」

『…なに?私の本音が分かるとでも言いたいの?』

く「…Aちゃんは…あの6人と、ずっと仲良くしたかったんじゃないの?」

『…』

く「普通に生まれて…普通に友達になって、昔のAちゃんだったら…!」

『っそうだよ!だから?それを願ってなんになる?私はそれを何回願ったことか…っ!願ったって変わらないものは変わらない!!』

く「…」

ゆ「それはそうだけどさ、」

『…』

ゆ「昔のAちゃんは、好奇心旺盛で、なんにでも夢を見る、

無茶をしてでも仲間を守るいい子だった…。

今だって、あの6人のために、守るためにこの選択を選んだ。

そうなんじゃないの?

ゆさんは、Aちゃんがあの6人と仲良く過ごしてもいいと思うし、

ここに居てもいいし、まぁ、ここに居ても楽しさで言ったらあの6人には敵わないけど、

それでもここにいたいと言うのなら、ゆさんは嬉しいし、あの6人の所で仲良く暮らすのも、それはそれでゆさんは嬉しいよ。

ゆさんは、Aちゃんの好きなように、したらいいと思う」

『…???』


長すぎてまったく内容は言ってこなかったんだけど…


く「ゆ、ゆさん…長いよ…」

ゆ「あ、ごめんついww」

『つ、つまり…?』

ゆ「つまり、ゆさんはありのままのAちゃんが好きってこと」

『…』

ゆ「それで、Aちゃんはどうしたい?」

『…わたしは…』




『ここに居る』

第40話→←〜第38話〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:シクフォニ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルカ | 作成日時:2023年10月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。