〜第３５話〜 ページ36
こ「…最近さ」
『うん』
こ「らんくんと一緒にいるの多いじゃん」
『…へ？』
こ「だからこさめもAちゃんと一緒に居たいなーって思ってたのにらんくんが、」
『…う、うん…』
こ「A疲れてるから少し休ませたらって…」
『え、あ…』
こ「そして喧嘩になった」
暇「・・・」
『…あ、え、…』
私の事だったー…
『ﾁﾗｯ…』
ら「…でもAさ、毎回毎回そんな出かけてたりすると疲れるじゃん…疲れない？」
『ま、まぁ…疲れるけど…』
こ「でもこさめが癒すもん！」
い「…お前なぁ…」
『待っているま！』
い「でも…」
『少しこさめと話したいな…？』
こ「…いいよ」
〜〜
『ねーこさめ？』
こ「…なに？」
『…こさめはらん好き？』
こ「…まぁ、言いたくないけど…好きだよ」
『…ならさ』
『仲良くしてないと…嫌じゃない？』
こ「…それ、は」
『あ、これはあくまで私の意見ね！』
こ「…うん」
『でも…好きな人と…喧嘩のままは嫌でしょ？』
こ「…う、ん」
『だよねﾆｺｯ』
『なら、謝ろう？』
『私は全然こさめとでかけたいよ！うれしい！でも、それだとらんが…ね？だから…』
こ「うん…こさめ…らんくんに謝る…」
『！そっか、！偉いね！ﾆｺｯ』
こ「…Aちゃんも…ごめんね、」
『え？私は別に…』
こ「…巻き込んじゃったし…」
『…私は何とも思ってないよ！むしろ私の方が迷惑かけてるって感じｗ』
こ「…そんなこと！」
『…ﾆｺｯ』
そんなこと…ないって言おうとしてたのかな…
そんなこと、あるんだけどな…。
こ「…」
こ「ｶﾞｯ」
こさめが急に抱き着いてきた。なんだろう…
『…？』
こ「やだ…」
『え…？』
こ「やだよ…」
『…らんに謝るのが？大丈夫だよ！私もついてる…((』
こ「そうじゃない！」
『…？』
こ「こさめは…こさめはっ…ｸﾞｯ」
こさめは私の服をぎゅっって掴んでくる。
『こ、こさめ…？』
こ「こさめは！Aちゃんがそんな笑顔…見たくない…！」
『ｯ…！』
こ「ねぇなんで？なんでまだ…そんな…」
『＿＿＿＿か…、』
こ「…？」
『ごめん、ね…』
こ「…」
私はこさめの手を振り払い、走って逃げた。
こ「…っ」
こ「なん、で…」
〜〜
LANside
『…』
こ「…」
こさめから誤られたけど…なんでこさめとAが無口なんだ…？
こさめはいたって普通に話すけど…いつも通りAに抱き着いてない…
Aも…笑顔がない…し、こさめ以外にも…話しかけたりしてこない…
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作者名：ルカ | 作成日時：2023年10月6日 22時
