第32話 ページ33
ら「はぁ、まぁーた部屋血まみれにして…何回掃除すれば気が済むんだよほんと…」
『だってしょうがないじゃん？相手がこっちに来るんだもん。』
ら「もーちょっと綺麗に殺せないの？」
『逆にどーやったらきれーに殺せんだよ！無理でしょ！』
ら「いやAならいける！」
『やめて？できないから！』
ら「ふっw」
『うっわ笑い方癖強っ！』
ら「は？」
『ww』
す「あ、Aちゃぁん」
『！？あ、すち…なにー？』
す「一緒に寝よー」
『？？え？い、いいけど…まだゴリゴリ朝だよ？？』
す「関係ないよぉー」
『そ、そうなの？じゃあ…寝よっかな…』
す「来てぇー？」
『おけぇー？』
ら「フワフワしとる…」
〜〜
すちが連れて来たところは、前にすちと初めて出会った裏庭だった。
す「ここで寝るとねぇ、気持ちいいんだよぉー？」
『へぇー！すごーい！』
す「じゃあおやすみぃー」
するとすちはゴロンと芝生の上で寝転んだ。
『え？えっと…』
私はどうすればいいのだろう…？
い、一応すちの真似するか…
そして、私もすちと同じようにすちとは反対側に寝転んだ。
『わっすごい…一気に眠気が…』
するとすちは私を後ろから抱きしめて来た。
『！？』
す「暖かい…」
『…私は彼の抱き枕なのかい？』
「そぉだよぉ」
『いやそうなんかい、』
す「ｽｩ…ｽｩ…」
すちは寝ているのだろうか…寝息が聞こえる…
いつの間にか、私も夢の中へ入っていた。
〜〜
『ん…あ、あれ…寝てた…？』
す「zzZ」
私はすちに抱きつかれてたまま寝てたらしい…
『抱きつかれてて起き上がれない…』
『すちー…気持ちよさそうに寝てるとこごめんだけど起きてー…？』
す「やぁー…」
『赤ちゃんかよ…』
す「んぅー…」
『えぇ…かわよ…』
す「ｽｩ…ｽｩ…」
『寝ないでー』
す「やぁーだぁ…」
『もー…』
す「このままがいぃー…」
『えぇー…』
す「あったかい…」
『えぇ…((えぇしか言えない』
す「ねーあっち見てー？」
『え？どこ…？』
私はすちのほうに向きを変える。
するとすちは私の頬をむぎゅっって掴んできた。
『むぁ！？』
す「あははw」
『？？』
す「ずっと顔合わせてくれないからーw」
『⁉⁉ひ、ひはい…(近い)』
す「？なんて？」
『ひはいよ…(近いよ)』
す「痛い？」
『ひはう…(違う)』
す「？？」
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作者名：ルカ | 作成日時：2023年10月6日 22時
