検索窓
今日:20 hit、昨日:25 hit、合計:3,337 hit

第30話 ページ31

ボ「バンバンッ」

おまけに銃も2、3発撃ってきた。普通の人なら死ぬだろう。でも私は多少の傷なら治せるから、大丈夫だと思う…

『ゲホッケホッ…』

い「タンッボオッ」

いるまは闇を纏い、ボスに向けて投げた。

ボ「ぐあっ…」

い「俺が相手だ」

『ゲホッケホッ…シュルル…』

いるまがボスと戦ってくれている間に、私の傷を治らせていった。

これではキリがない、しかもいるまの能力がどこまで保てるかわからない…なら、方法はあれしか…っ

『やるしかない…か…ごめんね…』

『シュルル…』

私の白い羽が、黒い色になっていく。瞳の色も、赤く光った。

『…ギンッ』

ボ「⁉くそっ…」

い「⁉⁉A…?」

〜いるまside〜

Aがなんか言っている…わかんねぇけど、雰囲気的にヤバそうな感じがしてきた…。

『ドドドッ…シュウッバコンッ』

今までのAでは、こんな攻撃はしない…なんだ?

ボ「がはっ…」

『ボキボキボキッ』

ボ「あ…が…」

『…』

い「A!やめろ!もういい!こいつはもう死んだ!元に戻れ!」

『ドコッバキッ』

い「ちっ…聞こえてねぇ…」

い「A!」

『ゴキッバキッゴキッ』

い「バシッ」

聞こえてないなら何言っても意味ないと思い、俺はAの手首を掴んだ。

『…グググ…』

俺の力が強いせいで、Aが身動きが取れない。

い「…ドンッ」

そのままAを後ろに倒す。

『…シュッ』

い「シュバッ…」

Aが俺に向かって羽を刺してくる。けど、俺はそれを避ける。

もうこれじゃキリがないと思い、俺は“あの時”のことを思い出した。


俺は、Aに顔を近づけ、Aの唇にそっと触れた


い「…今回限りだかんな…」

『…シュウ…』

『うっ…痛っ…』

するとAはスクッっと起き上がった。

い「はぁ…」

『あ、ご、ごめん!もしかして…暴走しちゃった…?』

暴走してた時の記憶はないのだろうか…

い「…まぁ」

『うっ…ごめん…』

い「いや、治ったからいいけど、お前そんなん出来んの?」

『そっ…それはー…えーと…ま、まぁ…』

い「ふーん」

『ごめんね…ってボスがボロボロに!?もしかしているまが…』

い「ちげーよ!おめーだよ…」

お前ガンガン殺ってたじゃねーかよ…

『え、私ぃ!?うそ!?や、やっちゃった…』

い「はっw」

『あ?』

い「wこわw」

第31話→←第29話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:シクフォニ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルカ | 作成日時:2023年10月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。