第22話 ページ23
こ「だ、大丈夫…?」
『グスッ…』
こ「えと、ほ、ほら!」
『?』
こ「新聞紙を逆から読むと??すちくんが言ってたやつ…((ボソッ」
『…?しんぶんし…』
こ「ね!」
『…w』
こ「!」
『なにそれw』
こ「w(すちくんナイスー…。)」
なんか、もうどうでもよく感じちゃった…。
『ねぇこさめ…』
こ「?なにー?」
『私…人間が嫌い』
こ「?こさめも嫌いだよ?」
『でも、殺したくない…』
こ「…なにかあったの?」
『…うん』
こ「…そっか…聞いても…いい?」
『…うん』
こ「何があったの?」
『…私が人間界に行ったとき、ほんとは怪物の話じゃなくて、こさめたちの話だったの』
こ「!それで?」
『…それで人間界のボスが、仲良くするなって、神様にもそう言われてて…グスッ』
『ずっと、こさめたちが来る前も…1人で…グスッ』
『寂しくて…(泣)』
こ「…うん」
『せっかく…仲良くできたのに…また1人になるの…怖くて…ポロポロ…』
こ「うん…」
『どうすればいいか…わからなくて…ボロボロ…』
こ「うん…ありがとう、話してくれて」
『…ポロッ』
こ「そんな泣かないの!かわいい顔が台無しだよ!ゴシゴシ」
するとこさめは、私の涙を袖で拭いてくれた。
『うー…』
こ「大丈夫!こさめたちは絶対離れたりしないから!」
『!!!…ほんと?グスッ』
こ「もー!泣かないの!」
『でも…グス…』
こ「こさめがついてるから!ね!」
『…(´;ω;`)ウゥゥ』
こ「よしよし…」
い「感動シーン中で申し訳ないけど…らんが呼んでるぞ…」
『ビクッい、いるま…』
こ「あれ?w」
い「話全部聞いてたが…お前早くそれを話せよ…」
『…ごめん』
こ「それはそう!」
い「お前は1人じゃねーから」
『それって…いるまも一緒にいてくれるってこと?』
い「…まぁ」
『!いるまぁー!ギューッ』
い「おわっ!?」
こ「こさめもー!」
い「まっ…!?」
こ「ギューッ」
い「…ちょ、苦しい…」
『あ、ごめん…』
こ「あははー」
い「てめぇら…まぁらんが呼んでるから早く行け」
そうだった…忘れてた…
『はぁーい』
こ「ばぁいばーい!」
『ばいばい!』
〜〜
呼ばれた場所は…ここかな…?
『らんー?』
ら「あ、来た?」
らんは床に座りながらこちらに振り返った。
『来たよー』
ら「あ、のさ」
『ん?』
ら「今の…Aって…」
『うん?』
ら「本当の…A…?」
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作者名:ルカ | 作成日時:2023年10月6日 22時