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第20話 ページ21

『らんはよくわかんなかったから…ただただ突っ込んだ…嫌だったらごめんね』

ら「あ、いや、別に…」

『よかったよ、起きてくれて…』

い「…クッwww」

すると急にいるまが笑いだしたので、どうかしたのかと思った。

『え?』

い「いやwなんでwもwないww」

『???』

一体いるまはどこにツボったのだろうか…

ら「あーもう…」

ら「いるまぁ!」

い「www」

ら「待てお前ぇ!」

い「待たねーよばーかw」

『ゲンキダナー』

子供じゃん。←

す「あ、そういえば、あばら骨…大丈夫?じゃないか…ごめん」

『え?大丈夫だよ!もう治ったし!』

す「え?なお…え?」

み「…え?」

『元気元気!ほら!ピョンピョン』

私は元気なのをアピールするために飛び跳ねた。

す「…え?」

み「え?」

『え?』

『あれ、言ってなかったっけ…』

す「?」

『私の能力で、大体の傷は治せるよ!』

す「…聞いてないよぉ!?」

み「え!?そうなの!?」

『あれぇ?』

言ってなかったっけぇ…

『…あはは』

み「…あ!ちょっと来て!」

『え、ちょ』

み「ガシッ」

彼が私の手を掴むと、そのままダッシュした。

『あぁぁあ…』

以外に足が速いので、追いつくのに精いっぱいだ。まぁ、手繋いでるから、周りから見たら私がみことに連れまわされてるみたいに見えるだろうけど…って…

『…ぁ(今気づいた)』

『ブワッ/////』

み「?どうかした?」

『…い、いや…(こ、この無自覚王子め…)』

み「?」

み「サッ」

するとみことは私の手をさらに絡ませてきた。

『!?///』

み「ふふw」

『…へ?』

み「ここ!」

『?』

『わぁ…!』

み「すごいでしょ!散歩してたら見つけたんや!」

『凄い…』

みことが連れてきてくれた場所は、少しだけ薄暗い、でも空がよく見える場所だった。

『ここ、すごく落ち着く…』

み「でしょ?」

『でもなんでここに…?』

み「最近、ぼーっとしてるし、今日のこともあって疲れてないかなーって思って!」

『…みこと…』

み「元気出た?w」

『うん!ありがとう!』

み「よかった!」

『じゃあ、戻ろ!』

み「…待って!」

『?』

み「もうちょっと、ここに居ない?」

『え?』

す「みことちゃーん!Aちゃーん!ご飯できたよー!」

するとあちらのほうからすちの声が聞こえた。私たちを呼んだらしい。

み「あ、はーい」

『はーい!』

『また一緒にね!』

み「…うん!」

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作者名:ルカ | 作成日時:2023年10月6日 22時

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