あなたが笑ってくれるなら。

第8話 ページ9

美月side

ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐｰﾝ(蝉の声)

あっつー…。

もう真夏日じゃん。

学校めんどー…。

ｶﾞﾗｯ

「おはよーございま((ﾎﾞｿｯ」

ころん「おはよー！美月さん！」

「え…あ…お、おはよ…。」

さとみ「ｗｗｗ引かれてんじゃんｗｗ」

ころん「えー？だってこうでもしないとまた逃げられちゃうから〜…」

「……あの〜、もう席に戻っていいですか…？」

ころん「ああっ!!ちょっとまって!!言いたいことが…」

「？…何ですか…？」

ころん「あの〜……その〜……」

「？？」

ころん「えっと…き……」

「き？」

ころん「今日…帰り一緒に帰らない…？」

「………」

ころん「あ…いやだったらその…」

「…うっｗｗｗ」

ころん「？？？え？？？」

「いやｗ…だってｗ…めっちゃｗｗｗｗｗ」

ころん「え？え？え？」

「ｗｗｗｗｗｗ」

さとみ「カオス」

「ぶふぉｗｗｗｗｗｗｗ」

ころん「えぇ？？？」

〜数分後〜

「はぁ〜…久しぶりにめっちゃ笑ったかも…ｗ」

ころん「あの〜…」

「あぁ！ごめん忘れてたｗｗ」

ころん「忘れないでもろて？？」

「ｗｗｗちょ、もうやめてｗｗｗお腹痛いｗｗｗ」

ころん「あぁ、ごめんごめんｗｗ」

「ああ、えっと帰り一緒に帰るだっけ？」

ころん「あ…うん」

「あー…いいよ」

ころん「え!!?」

「…え？？」

ころん「だって、いつも走って逃げるし…」

「あぁ〜……」

「なんか…なんていうの？そう…」

「気分!!!((ごり押し」

ころん「あっそーなんだ！！」

「そう！！」

ころん「あー、なるほどね！」

さとみ「(こいつら馬鹿だ…)」


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ(チャイムの音)


ころん「あ！もう席戻らないと！」

「そうだね！」

ころん「じゃね！」

「…うん！」


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〜その頃のさとみ〜

さとみ「(…俺ほぼ空気じゃね？？)」

ﾁｬﾝﾁｬﾝｯ

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