【黒バス】<５>「っ…なんでこうなっちゃったんだよっ！…責任……どうしてくれるんだよ！！」黄「責任ッスか？」紫「めんどくさー…」青「…知らね」緑「…興味ないな」赤「これが最善だ」黒子｢……っ…｣

第９９休戦？ ページ21

バスケ部しか使わない体育館
ここに来るのは...去年の夏以来


君らとの直接な関わりもここからスタートだったよね


じ、事故チューがきっかけって思うとちょっと恥ずかしい...←


まぁそんなこんなで、私の閉ざした心を開いてくれたみんな


大切な存在...だからこそ
冷たくなっていく目を恐れ、過去にすがって


挙句の果てに私は"また"逃げてしまった


留学から戻ってきてからも、避け続けた


今日で区切りをつけよう


全てが始まった、この場所で


赤司｢…証明するために


自分以外を淘汰しなければ気が済まない
理屈ではなく本能が｣


黄瀬｢まー...そーっスよね｣


青峰｢だろーよ｣


緑間｢否定する気はないのだよ｣


紫原｢黒ちんにはわかんないだろーねー、Aちんもか｣


赤司｢...いや、目指すものは全く違うがテツヤもこの戦いに参加するはずだ


答えがまだすべて出た訳ではない
だが、決めたようだ
テツヤのバスケを曲げない覚悟を


Aは...｣


赤司君はこちらを見据えてることから私が来たのに気づいていたんだろう


他の人々は赤司君の視線を見て振り返り、それぞれ色々な反応をして私を見る


｢...ドーモ｣


皆が揃っている様子に胸が熱くなるけど


｢...散々避けて、今更なんだよって思うよね


けど、今日は
宣戦布告...しに来た


君らの考え方がわからない訳では無いけど


それが間違ってると思う


僕は君らのバスケを否定する


だから、違う形になるけど
＿＿＿＿＿＿戦わせてもらうよ｣


しっかりと冷たい目を見て言い切った


｢じゃあ、次会うときは次のステージで｣


背を向けて、歩き出す


私の戦いは、彼らを全員倒しただけでは終わらない





｢……信じてるから(ﾎﾞｿｯ｣


私の呟きは、誰にも聞こえることなく消えた

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