憂鬱の元凶 ページ23
"聖地マリージョア"
「"赤髪"と"白ひげ"の接触か…」
「それよりクロコダイルの後任を急がねばならん」
五老星の手元には"麦わらのルフィ"の手配書が握られている
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「さて、何人やってくるかね」
「誰も来なくていいよ。」
"聖地 マリージョア"の会議室
円卓に並んで座る中将達の中、Aはガープに渡された猫の被り物を深く被り、つるの隣に座っていた
「あつ。脱ぎたい」
「我慢おし」
「今ぐらい良くなぃ…
「ぐあ！おいっ！何をする！」
「違うんだ、勝手にっ！！」
「(ちっ。ほんとに来やがったよ…)」
急に操られたように中将の1人が暴れだしステンレスの首に手をかける。これは完全にあの男しか居ないとAは舌打ちをした
「ドフラミンゴ、お前の仕業だね？いい子だから、おやめ。」
「フフフフッ！！いい子だからか、あんたにゃ敵わねェなおつるさんよ。なぁ、A？」
「…。」
「おィおィ、シカトかァ？つれねェじゃねェか！フフフフッ！」
中将をも簡単に操ってしまった男
"王下七武海"ドンキホーテ・ドフラミンゴ
いつの間にかベランダの柵に座り、いつもの独特な笑い方でその場を圧倒した
そしてその後には"王下七武海"バーソロミュー・くまが部屋に入ってき、まさか2人も、招集に応えた
「フフッ！せっかくお前の顔見る為に来たんだ。そんなもん脱いじまったらどうだァ？」
「っあ…！」
ヒュッとドフラミンゴの能力で被り物は取られ、Aの顔が露わになる
「っ何すんのよ！」
「フフッ！あァ、いい顔してるじゃねェか、もっと見せろ…
「やめんか。くだらんマネをするな。海のクズ共」
後から入ってきたセンゴクはフワフワと浮いた被り物を取り上げAに被せ、バンっと机を叩き場を正した
「始めようか。もう誰も来まい…まさか2人も来てくれるとは、私の予想以上だ」
「だろうな？俺も来る気は無かったが、島の興行が良いもんで退屈しのぎにな」
「なるほど、我々には迷惑な話だ」
「(…誰か来る？)」
センゴクとドフラミンゴの話を目を閉じながら聞いていたAは気配を感じ取り入口に目を向けた
「つまらん言い合いが聞こえるが、俺は来る場所を間違えたかな？」
「っ鷹の目？！」
「ほォ…Aも居るとは。来て正解だったかもしれんな」
"王下七武海"ジュラキュール・ミホーク
世界最強の剣士でかなりの気まぐれ屋だ
「まさかミホークがね…」
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作者名：Ancop | 作成日時：2023年3月3日 0時
