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私の隣に竜樹。正面に蘭くん。その隣に竜胆くん。
『え?私の目の前にイケメンが居る……』
1人は体調悪くてボーッとしてる。
もう1人は隣を気にかけながらも、自身の目の下のクマが酷い。
お世話してる弟とお世話されてる兄。
『BL始まりそう……』
少しお酒が入ってることもあり、私の頭の中も色々ヤバい。
そんな妄想してると
竜樹「らんくん大丈夫?」と竜樹の声で我に返る
蘭「ん。大丈夫。心配してくれてありがとなー♡」
力無く応える
竜樹「りんどーくんも泊まるの?」
「竜胆くんは……泊まらないんじゃないかな〜?」
と竜胆くんの方を見て言った。
竜「この後まだ仕事あるから……」
竜樹「えー、そうなん?一緒に遊びたかったー」
「竜胆くんも忙しいの。ほら、食べたら寝なさい。明日起きれないよ?」
竜樹「はーい。ごちそうさまでしたー」
器を流し台に持って行き、「おやすみー」と言って自室に行く。
竜「兄ちゃん、もう食べれない?」
蘭「……ん。もういい」
「そしたら薬飲もっか」
錠剤を渡し、それを口に含み水で流し込む。
「じゃあ寝室行こう」とまた2人で寝室に戻る。
蘭くんを寝かせベッドの縁に座る。
首を触ると、まだまだ熱い。
「とりあえず食べれたし、薬も飲んだし、今日はしんどいと思うけど、ちょこちょこ様子見に来るからね」
蘭「……Aさんの手……冷たくて気持ちい……」
眠たいんだろう。
目を瞑り私の手を掴んで、自身の頬っぺたに当て 擦り寄ってくる。
ドキッとした
『あ……ダメだ……今、完全に落ちたな私……心臓が凄いドキドキしてる。……このままキスしたい……て思っちゃってる……』
手の力が緩んだのが分かった。寝たのだろう。
まだ蘭くんの頬っぺに添えられてる私の手。
寝顔見て泣きそうになる。
そのまま蘭くんの胸元に頭を乗せてみる。
荒くも上下する胸。
「厄介な人好きになったなぁ……」
1分くらいだろうか、そのままで居たが頭を上げて蘭くんの顔を見る。
寝てて呼吸も荒いけど色気がある。
普段の彼も年下とは思えない大人の色気がある。
余裕のある大人な面しか私は知らない。
初めて頼ってくれた
初めて甘えてくれた
いつも整えられてる髪型は、今は無造作
いつもお洒落な服装は、今は竜胆くんが持って来てくれたスウェット
全部初めて見る一面
こういう彼を何人の女性が見てきたんだろう……
そう思うと胸が痛んだ。
添えた手はそのままに「……ごめん」と呟き彼の唇にキスをした。
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shinox2(プロフ) - 引きこもり隊さん» ホントですか!?めっちゃ嬉しいありがとうございます!!! (2022年4月1日 15時) (
レス) @page37 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり隊 - 面白いです‼︎‼︎‼︎更新頑張ってください‼︎‼︎٩( ᐛ )و (2022年3月31日 16時) (レス) @page32 id: 553232132b (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - あわになりたいさん» ありがとうございます!!お披露目した以上、最後まで書きます。お付き合い頂ければ嬉しいです😊 (2021年12月13日 0時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
あわになりたい(プロフ) - 蘭ちゃんのストーリー待ってましたぁぁぁ！！ 更新頑張って下さい！！ (2021年12月12日 19時) (レス) id: d4278ac4cc (このIDを非表示/違反報告)
花梨(プロフ) - あっ！勘違いでしたwごめんなさい((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ (2021年12月7日 18時) (レス) id: 101d3b6ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shinox2 | 作成日時：2021年11月29日 0時
