10話 ページ11
そうして10分弱の楽屋招待がおわった。
認知…はあの態度だとされていないみたいだったが、メッセージ付きサインがあるので満足。
坂田も特に何か言ってくるわけではなかった。
ペンライトを赤に振ったのは、成功だったのかどうかはわからないが、一曲目の目線は赤に振っていたからだと思っているので、
坂田の言う通りにして良かったと思う。
先程の待機場所まで来て、桃ちゃんを探そうと思っていると、スタッフさんに声をかけられた。
「すみません、もう一度楽屋に来ていただいてもいいですか？」
『え、あ、はい』
忘れ物…？何かやらかした…？それとも、坂田が呼んでる？？
少し、不安を抱えながら2度目の楽屋のドアを開ける。
ガチヤ
坂「あ！Aちゃん！」
緊張している私と対照的に、坂田は明るい声をだして私の名前を読んだ。
どうやら、楽屋には1人らしい。
『なんだ、坂田か。どうしたの？』
坂「んふふ、タメ口ってええなぁ〜！
今日、どうやった？楽屋招待当てたんびっくりしたわ！」
『楽屋は缶バッジ積んでるからね！ライブは楽しかったよ。坂田、ダンス頑張ってたね』
坂「うん！せやろ？俺Aが前におる！と思ってがんばってん！」
いつの間にか、私は呼び捨てになっている。まあ、どうでもいいが
『ま、とにかくかっこよかったよ』
そうやって話してると、後ろから、うら、しま、せんの3人が来た。
う「あれ、君さっきの…？」
セ「あれ、Aちゃん！坂田に呼ばれたんか」
志「……」
うらたさんは戸惑っているようだが、センラさんはそうでもない。
しかし、相変わらず志麻さんからの視線が痛い。
う「え、どういうこと？お前ら認知してんの？」
セ「あー、うらたんはあんまり接触無かったんやね。Aちゃんは、志麻くんの古参リスナーですよ」
何故か今日は赤のペンライト振ってたけど、とセンラさんがこっちを見る
『坂田に振れって言われたんで、私に罪はないですよ。』
坂「え！ちょっとA！俺になすりつけんといて！」
いや事実でしょ。そう突っ込んで笑っていると、スタッフさんがうらたさん、坂田、センラさんを呼びに来た。
ライブ終わりだもんね、忙しいみたい。
ただ、
志「…………」
この超不機嫌な志麻さんを残していって欲しくなかったかなぁ
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ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2023年3月19日 14時) (
レス) @page34 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ねこな(プロフ) - この作品好きです！今更読みました.....更新頑張ってください！！ (2019年5月15日 21時) (レス) id: 71d7653375 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうぽん - 面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年4月9日 23時) (レス) id: d2790d7b68 (このIDを非表示/違反報告)
しらす - 主人公チートかよwwさかたんかわゆ…え…ちょっと主人公そこ変われ (2019年4月7日 14時) (レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
志音@リス,ラ, - さかたんが…可愛いけど怖ぇwまーしぃ！負けないで頑張って!!更新待ってます！ (2019年4月7日 10時) (レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るか | 作成日時：2019年3月29日 19時
