今日:2 hit、昨日:37 hit、合計:50,878 hit
小｜中｜大
96話 ページ4
椿side
あの火事から3ヶ月が経った。
今日子「くだらないわね〜和菓子教室なんて。
当主がやる事じゃないでしょ」
椿「新しいことを試して何が悪いんですか？
それに俺はまだ当主じゃない。
大旦那が入院中、代わりを務めるだけだ」
今日子「Aさんのことも。
いつまで探すつもりなの？」
今日子「県内の和菓子屋に心当たりがないか聞き回ってるそうじゃないの」
今日子「今更探してどうするの？
あの時あなたは、あの子よりこの店を継ぐことを選んだの」
椿「それは……」
あの火事の後、
俺は10日間意識が戻らなかった
目が覚めた時、あいつはもういなかった。
過去が変わるわけじゃない
でも俺は、もう1度、
もう1度Aに会いたい…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きぃちゃん | 作成日時：2022年3月5日 22時
