845話 赤外線センサー ページ4
in格納庫
ラル達が通っているダクトは、格納庫の天井部についていて、その部分だけ橋のように
壁から壁へとかかっている
??「・・・・・・・・・・」
その格納庫にいた1つの人影が、ジッと外から何も見えない換気口を眺めていた
ツナ「ラル・ミルチ、体調はどう?」
彼は出発直前まで、いや今もこうして彼女の体調を気にかけている
ラル「・・・・・・・・・・・・」
ゴッ
ツナ「でっ」
何も答えないと思ったら、どういう理由か彼女の足が顔に当たった
ラル「赤外線センサーが張られている」
ツナ「!」
彼女のゴーグルだからこそ見える赤外線センサー
それは、ツナ達が進む換気口を数メートルほどに張り巡らされていた
ラル「5mというところか。これに感知されると、奥に設置してあるレーザーの餌食になるな」
奥にはレーザーが3つほど設置してある
感知されれば最後、あのレーザーで蜂の巣にされることだろう
ラル「訓練通りに『くぐり抜け』を実行する。
ジャンニーニ特製の擬光フィルターで5秒間 赤外線を止める。その間に通り抜けるぞ」
懐から片手サイズのフィルターを
ツナ「わ・・わかった・・・」
貴「こっちもOK」
固唾を呑むツナの緊張感が後方に伝わるが、最後尾にいるAだけは軽い口調で返した
ヒュッッ
確認が終わると同時に赤外線の真ん中にフィルターを投げた
パタン・・・・
ヴ――――……
着地の衝動で、自動に開き電波を音に変えたようなものを放出する
そして、
フッ
一瞬にして赤外線センサーが全て消えた
ラル「今だ!!」
バッッ
掛け声と同時に一斉に動く
ラル「どうだ!?」
渡り終わると同時にすぐさま後ろを確認する
貴「っと!!――――― 大丈夫だぜ」
あと少しで足先が赤外線センサーが当たるという所で見事に避けていた
間一髪だ
ラル「よし」
1つ目の難関をクリアし、安堵する
ピ!
ラル「・・・・・・?」
しかし、それも束の間
小さな機械音に気付き前方を見ると、
キュオオオオ
レーザーが発射準備をしていた
ラル「バカな!!レーザーがくる!!」
ツナ「!!!」
一斉に全員の顔が強張る
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龍(プロフ) - あかりんさん» 画像の操作がよくわからず表示がされないことが起こっています。本当に申し訳ありません。修正しだいお知らせします。 (2015年4月3日 22時) (レス) id: 3ab9f4dc83 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん - 画像が見れません!どうしたらいいでしょうか? (2015年3月23日 23時) (レス) id: 004643914b (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 白夜さん» すいません。こちらでも対処している最中です(^^;) 絵の載せ方がよく分からないので、修正しだいお知らせしますね^^ (2015年3月5日 7時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - あの!絵が見えないです!どうしたらいいですか? (2015年2月16日 22時) (レス) id: d1cd1790a5 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - カフェモカさん» そうですねw どのイラスト集かを教えていただければURLを掲載させていただきますよ^^ (2014年10月11日 16時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍 | 作成日時:2014年8月16日 21時