番外編 ��9 32 『油断』 ページ6
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ドオオンッッ
タッ
貴「ちっ」
激しい爆発音で起こる土煙の中から、２つの影が姿を現す
舌打ちをしながらも、上空に飛び出た敵へと追撃を仕掛ける
風を土台に空中にいるカイルとの間合いを詰める
カイル「ぐ・・・・・」
だが、爆発の衝撃で意識を失いかけていた
カイル「！！！」
しかし、接近してくる殺気で一気に覚醒し、体勢を直すように空中で１回転した
カイル「(やばい！！！)」
貴「終わりだ！！！！」
袖口から出ているナイフがカイルの喉元に ―――――――――――
バキィイインッッ
「「！！」」
寸前にナイフがシールドに衝突し粉々に粉砕された
貴「ちっ！！あいつか！！！」
下を見ればカイルの方に手を伸ばしているカイナの姿があった
カイナ「カイル！」
貴「《ハッ》」
視線を戻したと同時に横腹に重い一撃が入った
貴「がはっ」
ドゴオオッッ
血反吐を吐きながら横のビルに衝突する
ガラガラガラ・・・・・
貴「ぐ・・・・・」
瓦礫の中から起き上がり、すぐに空中に戻る
貴「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」
体力が底を尽きようとしている
だが、それは相手も同じだった
カイルはカイナの横に降り立ち、Aも地面に下りる
カイナ「カイル・・・そろそろ・・・・・」
時計を一瞥し、溜息を落とす
カイル「時間か・・・・・」
そういってカイナの手を握る
カイル「あんたの足止めの時間は終わった」
貴「へぇ。なら、大人しく殺されろ」
カイル「それは無理な相談だ」
貴「そうか ――――――――――― この時を待ってたぜ！」
手を前に出し、空中を掴んだ
「「！！」」
カイル「カイナ！！」
引き寄せようとすると同時にAは手を引いた
すると、風の力で引き寄せられたカイナは見事にAの腕の中に納まった
貴「油断してたな」
首に腕を回し、首筋にナイフを当てる
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結由 - 夢主が骨折するか、夢主が高熱でツナが恋人で看病てきなもの (2016年3月3日 11時) (
レス) id: 3baa380e63 (このIDを非表示/違反報告)
ワオン - もう一回骸との絡みが見たいです！ (2015年11月1日 18時) (レス) id: d805c1cb1e (このIDを非表示/違反報告)
ブルーハワイ - 山本と夢主の話が見たいんですがお願いできますか？ (2015年10月25日 23時) (レス) id: b29f631dee (このIDを非表示/違反報告)
**Juuto**(プロフ) - 龍さん» ありがとうございます！とても面白かったです！ (2015年8月24日 18時) (レス) id: cf90b7d313 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 風の知らせさん» リクエストありがとうございます！全力でお書きしますね＾＾ (2015年8月23日 9時) (レス) id: 1c9d0ebd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍 | 作成日時：2015年1月25日 11時
