番外編 ��9 31 『圧倒的な強さ』 ページ3
ガイア「さて、こっちも ―――――― 」
視線を後ろに向ける
そこには、リンの縄を解こうとしているハクがいる
シルフ「！！ ハクっ！！」
ハク「！！」
叫び声で振り返ったときには、既に目の前にいた
ハク「っっ！！」
本能に物を言わせ、頭で理解する前に剣で防御した
キィンッッ
ガイア「甘い」
ハク「！」
ガンッッ
初めの攻撃はフェイント、すぐに鳩尾めがけ蹴りが炸裂した
ドゴオッッ
ハク「がはっっ」
リンの真横の壁に叩きつけられ血反吐を吐く
リン「ハク！！」
拘束を何とか解こうとするが、無力に等しい
ガイア「おーい、大丈夫か？死んでねーかー？」
遠い場所を見るようにおでこに手を当てる
その後ろには、短剣を持った獣が１人
ガイア「ハハッ」
キィインッ
軽く笑いながら振り向きもせず、剣を持ち上げ防御する
ガイア「攻撃が単調すぎるぞ？」
シルフ「いつまでもほざいてろ！！」
タッッ
シャッ
風を土台に上に跳び、どういう仕組みなのか分裂した短剣をあいている手で握りしめる
短剣は、小さな竜巻のような風を纏っていた
シルフ「ミンチにでもなりやがれっ」
ブンッッ
シャシャシャシャシャッ
短剣を振るえば風の刃が無数に降り注ぐ
ガイア「こりゃあ、豪華だ」
その顔には余裕の笑みが浮かぶのみ
ガイアは、鮮やかな剣捌きで全ての攻撃を弾く
シルフ「ちっ(当たらねぇ・・・・)」
リンとハクの方を一瞥する
リンがハクを呼ぶが、起き上がる気配がない
ガイア「よそ見はいけねぇなぁ」
シルフ「！！」
下に視線を移せば、相手は鼻の先
普通のより少し長い刀は、あと１秒もせずに自分の届く
シルフ「くっ」
手を横に振り、風の防御壁を作るが、
ガイア「薄いぜぇ！！」
ブアッッ
シルフ「なにっ！？(この防御壁は、ダイヤより硬いんだぞ！！)」
まるで微風をあしらうように剣で簡単に防御壁を切り裂いた
予想外の出来事への動揺
それが、咄嗟の反応を遅らせた
ガイア「あばよ」
ザクッッ
シルフ「ぐあっ」
リン「シルフっっ！！！」
ドサッッ
血が混じった息を吐き出しながらゴミのように床に落ちた
体から流れる血は、すぐに広がる
番外編 ��9 31 『怒り』→←番外編 ��9 30 『戦闘開始』
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結由 - 夢主が骨折するか、夢主が高熱でツナが恋人で看病てきなもの (2016年3月3日 11時) (
レス) id: 3baa380e63 (このIDを非表示/違反報告)
ワオン - もう一回骸との絡みが見たいです！ (2015年11月1日 18時) (レス) id: d805c1cb1e (このIDを非表示/違反報告)
ブルーハワイ - 山本と夢主の話が見たいんですがお願いできますか？ (2015年10月25日 23時) (レス) id: b29f631dee (このIDを非表示/違反報告)
**Juuto**(プロフ) - 龍さん» ありがとうございます！とても面白かったです！ (2015年8月24日 18時) (レス) id: cf90b7d313 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 風の知らせさん» リクエストありがとうございます！全力でお書きしますね＾＾ (2015年8月23日 9時) (レス) id: 1c9d0ebd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍 | 作成日時：2015年1月25日 11時
