365話 計画 ページ47
〜回想〜
貴「ライ。あなた幹部職がイヤだって言ってたわよね？」
ライ「そりゃあもうっ！スクアーロはうるさいし、ルッス―リアは気持ち悪いし、
マーモンは守銭奴だし、レヴィは・・・・」
貴「今回の依頼をあなたが見事に完遂すれば、幹部職を下ろしてあげてもいいわよ」
遮った言葉は、ライにとって神の言葉に等しかった
ライ「マ・・・・・・マジっスか？」
貴「えぇ。本当よ。」
バサッ
貴「これが任務の内容」
パシッ
弾けるような笑顔と共にライは、窓に足をかけた
ライ「任務一つぐらい楽勝っスよ！行ってきまーす！」
出ていった窓は開けっ放しで、ゆっくりと風が吹き込んでくる
クラン「A様、失礼を承知ですが・・・・・まさか、」
貴「えぇ、そうよ」
皆を聞かずに肯定する
クララ「全部A様の計画通り・・・・？」
小さく首を傾げるクララにAは妖艶な微笑みを返した
・
・
・
・
王族が住んでいた城は、今やお化け屋敷だった
ライ「こりゃあ、また派手にやったなぁ」
門についている血や脳漿を見れば、どのように殺されたか裏社会の人間ならすぐわかる
「―――――！」
ライ「(誰か来たな・・・・)」
跳躍し、そばにある木に身を隠す
しばらくして、警察の制服を着た男たちが１０人ほど現れた
先頭に立つ男は、後方の部下に持ち場を与える
ライが見ていた門には、その男と部下の一人が来た
部下「うっ・・・・何度見ても気持ち悪いっスね」
顔を青くしながら口を押える
男「おいおい、勘弁しろよ。また、吐かれたらたまらん」
部下「ウィングさんが変なだけっスよ。普通こんなもの見たら吐きます」
ウィングと呼ばれた男は邪魔な前髪を払いながら部下を冷たい笑みを返す
ウィング「それは、オレが普通じゃねぇっていってんのか？」
部下「い、いえっ！けしてそんなことは・・・・・」
わせわせと手や首を横の振るが、完全に無視し作業を始める
部下「無視しないでください！」
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龍(プロフ) - 涙もろいさん» ありがとうございます！自分もヴァリアー大好きです♪これからも、更新頑張らせていただきます（/・ω・） (2015年7月29日 14時) (
レス) id: 2a48589a85 (このIDを非表示/違反報告)
涙もろい - 面白いです♪ヴァリアー大好きです！特にマーモン!!!更新頑張ってください!!!!!! (2015年7月29日 6時) (レス) id: 5f0995e39e (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 金魚ばちさん» お心遣いありがとうございます^^ 読者の皆様の暖かいコメントに助けられるばかりです。これからも作品ともどもよろしくお願いします^^ (2015年4月5日 0時) (レス) id: 3ab9f4dc83 (このIDを非表示/違反報告)
金魚ばち(プロフ) - おーーー！そろそろベル様がご登場だ！！今後もゆっくりでいいので更新頑張って下さい！応援しています！ (2015年4月4日 12時) (レス) id: bd6b0ec9ad (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» おー！！ 頑張ろー！ (2014年9月13日 21時) (レス) id: 3d4e909018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍 | 作成日時：2014年8月16日 22時
