361話 喧嘩 ページ42
サラン「お前もいい加減にしないと、耳のピアス引きちぎるぞ」
こちらのこめかみにも青筋が浮かんでいる
ガッ
ダァアンッッ
その言葉にカケルが足を乗せていた机を足で蹴り上げ、浮いた机を横殴りに蹴る
机は、そのままサランに一直線に向かい、サランは片手で受け止めた
カケル「上等じゃねぇか。テメェこそ、その中途半端な髪を綺麗な真っ赤に染めてやろうか？」
ピシッ
バコッッ
縦に亀裂が入った机は、そのまま真っ二つに割れた
割れ目からは、怒りで引きつった笑みを浮かべるサランがいた
サラン「A様、躾が必要なクソガキがこれ以上暴れるといけないんで、躾けてくる」
カケル「おうおう、躾けられるかどうか試してみろよ。
その前に、テメェの髪を全て剃って、銅像に負けねぇように磨いてやっから」
クラン「ぷっ」
クララ「くすくすくす」
ライ「アハハハハハハッ！サ、サランがツルっぱげ・・・くくくっっ・・・腹痛ぇ・・・・・」
サラン「ライ！お前まで、何笑ってんだ！！」
恥ずかしさに顔を赤くしながら怒鳴るサランを見てニヤニヤするカケル
カケル「ほら、全員お前がハゲることを望んでるぜ？」
サラン「貴様！！！」
ダンッ
顔を真っ赤にしながら、背中に担いでいる槍を突き出すが、カケルは軽く跳躍して避ける
そのまま、窓から外に出て木の上に移る
サラン「カケル！逃げるな！！」
窓枠に足をかけながら呼ぶが、返ってきたのはバカにしたような笑みと、
カケル「ほらほら、追ってこいよ。ハ・ゲ・紳・士」
バカにした言葉だった
サラン「き・さ・まぁああ！！！」
ダンッッ
怒りが頂点に達したサランは、一気に跳ぶ
カケルも楽しそうに逃げていき、サランはそれを追っていった
ライ「あ〜あ、いっちまった・・・・」
クラン「全く、仕事を増やさないでほしいですね」
クララ「《コクコクッ》」
クランに同意するように首を縦に振りながら真っ二つに割れた机を片付けるクランとクララ
ライ「A様ぁ〜、あんな自由勝手な奴らを部下にしてもいいんスか〜？」
どうせなら部下を辞めさせろという意図が見え見えの声に振り向きもせず、書類に目を通していく
貴「いいのよ。それに、いざとなったら、ちゃんと協力してくれるわ」
ライ「そーっスかね〜？」
不満そうに返事をして書類処理を進めていくライ
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龍(プロフ) - 涙もろいさん» ありがとうございます！自分もヴァリアー大好きです♪これからも、更新頑張らせていただきます（/・ω・） (2015年7月29日 14時) (
レス) id: 2a48589a85 (このIDを非表示/違反報告)
涙もろい - 面白いです♪ヴァリアー大好きです！特にマーモン!!!更新頑張ってください!!!!!! (2015年7月29日 6時) (レス) id: 5f0995e39e (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 金魚ばちさん» お心遣いありがとうございます^^ 読者の皆様の暖かいコメントに助けられるばかりです。これからも作品ともどもよろしくお願いします^^ (2015年4月5日 0時) (レス) id: 3ab9f4dc83 (このIDを非表示/違反報告)
金魚ばち(プロフ) - おーーー！そろそろベル様がご登場だ！！今後もゆっくりでいいので更新頑張って下さい！応援しています！ (2015年4月4日 12時) (レス) id: bd6b0ec9ad (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» おー！！ 頑張ろー！ (2014年9月13日 21時) (レス) id: 3d4e909018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍 | 作成日時：2014年8月16日 22時
