20. ページ20
貴方.
光「Aお前……大事な大事な商売道具を……」
薮「わっ、真っ赤じゃん!痛い?大丈夫?」
『大丈夫だから……ぶつけただけなの、ありがと』
涼介が撮影に行って、何人か戻ってきた楽屋。さっきまでは緊張してしまうくらい静かだったのに、少しずつ騒がしくなっていく。
真っ赤に腫れている私の額は見逃してもらえないらしく、相変わらず過保護な二人が両脇に座った。
光「保冷剤はあんのね、良かった」
『うん……涼介が持ってきてくれた』
薮「お、仲直りしたんだ?」
『……喧嘩じゃないけど』
薮「二人してここ最近元気なかったからな〜。ま、良かった良かった」
ぽんぽんと私の頭を撫でる宏太は、いつにも増して優しい笑顔。
……そんなに分かりやすかった?一応仕事だし、切り替えてるつもりだったのにな。長年一緒にいるから分かっちゃうとか、そういうの抜きにしても分かりやすかったんなら考えものかも。反省しよう……
伊「にしても、この歳でぶつけるとかある?大丈夫?」
『私だってびっくりだよ……』
雄「だろーね、元気ないもん(笑)そういうのって精密検査とかしなくていいの?」
『あ〜……どうだろ、吐き気とかあったら行くべきかな。今はないから平気』
雄「そぉ?」
相変わらずギャル可愛い雄也は私の頭が心配らしく、優しく額に触れては腫れ具合を確認してくれた。まあ、本当ならすぐ病院に行くべきなんだろうけど……そんな時間はないし、ぶつけたって言っても軽くだから。
お兄さんたちの心配はありがたく受け取っておいて、今後の自分の身の振り方について考えようと反省しました。
503人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして!コメントありがとうございます(^_^)どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…!私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです( ; ; )(笑)今後ともよろしくお願いいたします! (2021年8月17日 0時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして!昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました!メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です!!^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております!笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ