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続き ページ10

山の奥のほうへと走る私たち。

?「立ち去れ。」

どこからともなく声が聞こえる。

『誰ですか?』

?「立ち去れ。」

刃「何故です?」

?「そなたらに危害を加えることとなるのだ。」

危害を加えることとなる・・・?一体どういうこと?

刃「あっ!」
目の前に動けなくなってしまっているエンマ大王とぬらりひょんが出てきた。

『これは、どういうことですか!?』

?「そなたらもこのようになりたくなければ、今すぐこの場を立ち去れ。」

『去りません。』

?「何故だ?」

『貴方はさっき危害を加えることとなると、予告していましたよね?』

?「それが何だ?」
不思議そうな声で尋ねられる。

『貴方は本当はこんなことしたくないんじゃないんですか?』

?「・・・・。そうだ。」
悲しそうな声でそう答えてくれた。

刃「なら、どうしてこんなことをしてるんですか!?」

?「俺を見ると皆こんな風になってしまうのだ・・・。」

刃&A「そんなことないですよ!」

?「!?」

『私、貴方がどこにいるかわかりますよ。』

刃「だって、貴方は今。」

刃&A「私たちの目の前にいるですから。」

?「!?そなたら、俺が見えていたのか!?姿を消す術を使っていたというのに!」
妖怪は驚いたようす。

『はい。しかも、私たちはエンマ大王のようにはなってませんよ。』

刃「だから、大丈夫!」
そういうと、妖怪は泣いて語りだした。

夜雀「俺は夜雀だ。俺を見たものは金縛りになってしまう。だから、俺はずっとこの山にこもっていた。だが、先日妖魔界に行ったとき・・・、迷子の妖怪にあったのだ・・・。俺はその妖怪を助けようと姿を見せた。そのとき、その妖怪も周りの妖怪も金縛りになってしまった。自分は人間に姿を見せてはいけないということは知っていた。だが、妖怪までとは・・・知らず・・・。そのとき、俺は誰にも役に立てないそう悟った。そうしたら、辛くなって・・・。」

『役に立てないのが辛い・・・か。ねえ、夜雀さん。』

夜雀「・・・何だ?」

『役に立てないことないと思いますよ。私たちと一緒にどうしたらいいか考えましょう?優しい貴方をこのままほおっておけません。ね、刃?』

刃「うん。夜雀さん、僕らの仲間になりませんか?」

夜雀「仲間・・・。ああ、俺でよければ仲間にしてくれ。」

『夜雀。今から、君は私たちの仲間だよ!』

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ピカヒカリ - 神作品なわけないですよ。でも、そう言っていただけるのはすごく嬉しいです!頑張りますね。風邪やインフルは多分大丈夫です。からだ強いので。むしろ、風邪ひきたい!風邪引いたらたくさん更新できる!(多分) (2018年12月9日 22時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ - 面白いです!神作品です(≧∀≦) 応援してます頑張ってください!風邪やインフルにもご注意を! (2018年12月9日 18時) (レス) id: fe14cd9ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年11月29日 17時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 面白い!これからも更新頑張ってください! (2018年11月28日 22時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピカヒカリ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年11月22日 22時

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