★42★回想 ページ42
エル「一つはお前達の戦力だ。もう一つは取引相手のお前達を利用してロヴォフに揺さぶりをかける為…だがもう必要ない《本物の書類は今頃ザっクレー総統の手元にある》ロヴォフはもう終わりだ………」
……アイツら
リ「命捨てるのに割に合わねぇくだらない駆け引きに巻き込まれたもんだ……てめぇもな！！」
ブレードをエルヴィンに向け振り下ろそうとした瞬間ーーーー
ﾋﾞｼｬｯーーーー
奴はブレードを左手で抑えた……
それと同時に……俺の首辺りにも冷たいものが……
ミ「……A！！」
A！？
少し後ろを向くと……返り血を浴びながら
Aは自分のブレードを俺の首に当てていた。
「……エルヴィンを殺るなら………あたしが、
お前を………削ぐ。」
その姿は、遥にいつものAではない。
ふと、顔を見ると……左目が……ブルーに
なっている！！しかも…そこから血が流れていて少し息が荒い……
エル「……すまない。彼女も、この話は知っていた……。俺が狙われていことも。リヴァイ……私の部下もお前の仲間も殺したのは誰だ？私か？お前か？共に私を襲いに来ていれば二人は死なずに済んだと思うか？」
……そうだ。俺があの時間違えなければ
リ「……そうだ、俺の驕りが……俺のクソみたいなプライドがーー/「違う！！巨人だ！！」エル
エル「巨人はどこから来た？なんのために存在した？なぜ人間を食う？分からない！！我々は無知だ。無知でいる限り巨人に食われてしまう。壁の中にいるだけではこの劣勢は覆せない
どこまでも走っても壁のないこの広大な空間に我々の絶望を照らす何かがあるかもしれない
だが壁を越えるのを阻む人間がいる奴らは危険の及ばない場所で自分の損得を考えるのに血眼になっている。無理もない100年の間壁に阻まれ曇ってしまった人類の眼は向こう側の景色が見えていないのだお前はどうだ？リヴァイお前の眼は曇ったままか？俺を殺して暗い地下に逆戻りか？私達は壁の外へ出るのを諦めない！！
調査兵団で戦え！！リヴァイ！！お前の能力は
人類にとって必要なのだ！！」
リ「……ｯﾁ‼こっからは取引じゃねぇーぞ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華蓮 | 作成日時：2017年8月11日 16時
