★35★回想 ページ35
しばらく行った所で、
「左手前方森林の中15m級！！こちらに向かってます！！」
「近いな……やり過ごすのは無理か
やむをえん！！応戦する！！」
前方の奴らはそのまま目的地まで走ると言われ
俺達も向かおうとしたのだが……
なんと、もう一匹出てきやがった
兵士「20m級こちらに向かってきます！」
兵士「俺らが引きつける！！後衛は速度を上げて振り切れ！！」
「こいつは、森にひきつけっ……」
「……おい！！このウスノロこっちだ！！」
その巨人は、そいつらを見向きもせずこちらに向かってくる
「……ｯﾁ‼奇行種だよ！！面倒くさい！！」
そう言いながら、Aは馬と一緒に
その巨人に向かって走る
「リヴァイ！！イザベル！！ファーラン！！
あたしがこいつの注意を引くから、イザベルとファーランは足を削いで動きを鈍くさせて！！
リヴァイ！！アンタがうなじをやって！！」
イ・ファ・リ「了解！！！」
Aは立体起動に移り、馬から素早く巨人の背中に回る！！
ﾊﾟｼｭｯーｰｰｻﾞｸｯ！！
巨人の背中真中辺りにアンカー2つ刺し
その背中にとびのっている状態
ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｰｰｰｰｰ
ヴァーーーーー！！ブーーーンブーーーン
巨人は呻きながら必死にAを振りほどこうとしているが、Aも負け時と足で踏ん張る
「……ぬうぉーーーー！！！今だ！！
イザベル！！ファーラン！！行っけぇーーーー」
イ・ファ「よっしゃーーーー！！！」
イザベルとファーランで勢いよくアンカーを片方の足ずつ打ち放し、奴の足を削いだ！！
巨人がちょうど前屈みになった途端
「リヴァイ！！今だ！！」
Aの声と同時に、アンカーをうなじに定め、勢いよく…………
ｻﾞｯｼｭｯｰｰｰｰｰｰ！！！
綺麗なブイの字が描かれ、急所を捕えた！！
ｳﾞｫｰｰｰｰｰｰ
巨人はそのまま倒れ煙を放っていた。
イ「ヤッホーーーイ！！！さすが兄貴！！」
ファ「最高だぜ！！Aさんの指示のおかげです！！」
「ふぅ………、手強かった(汗)アンカー壊れてないかな………(汗)」
リ「……お前、俺達のお礼よりもアンカーか。」
「えっ！？当たり前でしょう！？アンカー使えなくなったら一大事だよ！？」
イ・ファ「………(泣)」
「うそうそ(笑)良くできました(笑)
こちらこそありがと(笑)……リヴァイ？」
リ「……あぁ？」
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作者名：華蓮 | 作成日時：2017年8月11日 16時
