★32★回想 ページ32
……《壁外調査前夜》
エル「明日はこれで行こうと思う。」
明日の壁外調査で行う《長距離索敵陣形》
に付いて話し合いをしていた。
エルヴィンが考案したという。
エル「従来と違い各隊が分散して配置されている。その最大の目的は(索敵能力)の強化である。確実に前後左右が見える距離で等間隔に兵を展開最大限に索敵・伝達範囲を確保しつつ前進する。」
ファ「なるほど……前衛が目になって。」
エル「巨人の位置を全体で共有し可能な限り避けることを心がけたい。」
エル「で…主に伝達で使うとすると……」←ﾁﾗｯ
突然……止まるエルヴィン。
俺は、エルヴィンの目を辿る………
「……zZZz。」←A居眠り
リ「…………」←エルヴィンに訴える
エル「…………」←ｺｸｯ。(首を縦に降る)
ｽﾊﾟｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ！！！
「！！！！！？」←A飛び起きる。
「ﾌｪ……？………巨人……駆逐しゅるじょ！！
……ﾑﾆｬﾑﾆｬ〜ZZ」
リヴァイ「………(笑)」
エル「……(呆れ笑い)」
他全「爆笑」
エル「駆逐するにも良いが……(笑)
まず、私の話を聞きなさい(呆笑)?」
「……ふぁ〜い。」
エル「……で、主に使う事になるのが
(信煙弾)と言うものだ。A？
これには、3種類の弾がある。何かな？」
「赤と緑と黒。
赤はー巨人を発見した時に打つもので、
緑はー進行方向。
黒はー緊急事態。……でしょう？」
エル「………その通り。(笑)
Aが言ったとおり、まず、巨人を発見したら赤の信煙弾を打つ。近隣の班も確認できたら中央班まで素早く知らせてほしい。伝わったら指揮官が緑で進行方向を決めていくということだ。わかったかな？」
全「はっ！！」
ブラ「俺らの班は次列四・伝達だ。
A……当日頼むぞ。」
「えっ？あたしがやるの！？なんで(笑)！？」
ブラ「……エルヴィンからの伝言だ。」
「え〜〜(泣)コアがやればいいのに〜(泣)」
コア「すまん(汗)俺は、リヴァイ達を見なきゃ行けないんだ(汗)」
「……わかった。やるよ。」
ブラ「……まぁ、今回この陣形がうまく行くかわからないが、心して挑んでくれ。」
ブラ「それと、お前ら新兵。勝手な事するなよ。コアも頼むな？」
イ・ファ・リ・コ
「(怒)/ハイ。/……。/ヘイ。」
ブラ「……じゃ、明日も早いからゆっくりやすめよ。A……ちょっといいか？」
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作者名：華蓮 | 作成日時：2017年8月11日 16時
