★18★回想 ページ18
イ「兄貴〜〜(笑)！！」
イザベルとファーランが来た。
ファ「生きてて良かったぜ(笑)
どうだった？こっちは……俺とイザベルと
数人しか駄目だった………。」
リ「………こっちもだ。途中、殺られそうになったが、Aと言う奴が助けてくれて
命拾いした。」
イ「……Aが！？今、なんか救助隊に
治療されてるの見たけど……。」
ファ「……そうだったのか。案外いいやつじゃん(笑)俺らもそんな奴に、なりたいよな(笑)」
リ「……時と場合によってだろうな。」
イ「俺は、二人を助けるぜ(笑)！！
俺にとっては、ファーランも兄貴も家族だからな(笑)！！」
ファ「おぅ(笑)！！家族なんて照れるじゃねぇーか(笑)」
リ「………まったくだ(笑)」
すると………
「……ありがとうございました。」
テントからAが出てきた。
イ「あっ！！A〜！！」
イザベルの声に気づき、こちらに向かって来る。
「ヤッホー(笑)壁外調査お疲れ様(笑)
初めてで緊張したんじゃない(笑)？
巨人とかにも遭遇したし(笑)」
イ「そうなんだよ！！デカイ巨人がうじゃうじゃいたんだけどよ、俺、倒したんだぜ(笑)」
「そう(笑)？訓練の成果が発揮できたじゃない(笑)」
ファ「……ですが、俺達しか壁の中に帰ることはできませんでした。」
「……うん。そうよね。でもね、そうして、
生きて帰ってきたことにあたし達は意味があると思うの？生きて帰ってこれなかった人達の分までも強く、一段と大きくなった自分を見てもらうのよ。そして、次の壁外調査へと繋げていくのよ。」
Aが言ってることの意味が俺達の
心に響いていた。
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作者名：華蓮 | 作成日時：2017年8月11日 16時
