#14 ページ15
「今日はこのホテルにメンバーみんなで泊まってるんだよ。」
臣がふいに言った。
「メンバーみんななんだ・・・
あ、ちょっとお手洗いに行っててくるね。」
そう言って私は席を立った。
メンバーみんなって事はこのホテルに隆二もいるって事だよね？
気がついたらトイレまでの間、他の席のお客さんを見ながら歩いていた。
角を曲がり、トイレに入って
「いる訳・・・ないよね・・・。」
ってつぶやいてはっとした。
「今は臣達と飲んでるのに何を贅沢なことを言ってるんだ〜私ったら。」
トイレを出たところに臣がいた。
「隆二・・・探してた？」
「えっ？！」
ドキッとした。
周りを見てたの見られてた・・・？
「そうだよね、Aちゃんは隆二が好きなんだよね。」
「う、うん・・・。」
なんか悪いことしたかのような罪悪感で臣を見れなくて下を向いた。
臣はそんな私の顔をすこしかがんで下から覗き込んで言った。
「俺もいるよ。俺じゃダメ？」
驚いて顔を上げてまっすぐ臣を見た。
私は自然と顔を横に振っていた・・・。
臣はニコッと笑った。
またあの左側の口を少し上げて・・・。
ドキッ！！
私、臣に惹かれてる・・・？
臣は私の手を取って歩いた。
これは一体どういうことなの？！
臣が私のこと・・・・好き？
いやいや、そんな訳ないでしょｗｗ
この状況を把握出来ないまま席へと戻ってきた。
美月ちゃんはすかさず私と臣の手を見てる・・・。
ふと見るとGUNちゃんがいないｗｗ
私は何気なく臣の手を離して言った。
「あれ？GUNちゃんは？？」
「あーー、GUNちゃんもう眠いから帰るって言ってたわーｗ」って健二郎が笑って言った。
「GUNちゃん、相変わらず自由人だなｗ」
臣が笑う。
「でももうこんな時間なんだね！明日も二人はライブだし、私達はそろそろ帰ろうか。」
美月ちゃんが時計を見て言った。
12時を過ぎた位だった。
「そうだね。」
臣が
「Aちゃん、電話番号だけじゃ連絡限られるからアドレスも教えて！」
「うん。」
私は臣とアドレス交換をした。
二人がエレベーターの前まで送ってくれた。
健二郎が
「二人は明日は？？」って言った。
「うん。明日もライブ行くから。」
美月ちゃんが健二郎を見て答えた。
・・・なんかあった・・・？ｗ
臣が私に
「メールするから。」って真剣な顔で言った。
「うん・・・。」
エレベーターの扉が閉まった。
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kei#12(プロフ) - とももさん» 嬉しいです(*ﾉ∀ﾉ)もっと細かく色々書いたら良かったなぁーなんて今でもたまに思います(*≧艸≦) (2013年3月30日 1時) (
レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
ともも(プロフ) - 最後のところで泣いちゃいました。 (2013年3月29日 19時) (レス) id: 622ebcea0b (このIDを非表示/違反報告)
kei#12(プロフ) - こっさん☆さん» こんなまっすぐ愛してくれる人いたら素敵ですよね(*ﾉ∀ﾉ)それが臣ならなおさら♪♪（笑）ハッピーエンドで締めたので次はもっと旨が締め付けられるような想いになってもらっちゃおうかななんて思ってます。（笑）コメントいつもありがとうございます。励みになります (2013年2月6日 8時) (レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
kei#12(プロフ) - ゆりんぼさん» ありがとうございます(T ^ T)コメントを見てヤル気が出てるところもあるので本当に嬉しいです(^-^)臣・・・男前過ぎてかなりやられます(*ﾉ∀ﾉ)このままずっと臣と付き合ってて欲しいくらいですけど（笑）本当にありがとうございます♪ (2013年2月6日 0時) (レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりんぼ - ついには1章完結ですね!!臣ファンの私としては、主人公が臣を選んでくれて嬉しいです(*≧∀≦*)けど隆司との関係も気になるので、2章も楽しみにして待ってます!!今までの小説のなかで一番現実味があって好きです＼(^^)／ずーっと続けてほしいです(笑) (2013年2月5日 23時) (レス) id: 14eec80005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kei#12 | 作成日時：2013年1月12日 22時
