#12 ページ13
広いエレベーターの中に私と美月ちゃんはピッタリとくっついて乗っていた。
私は不安すぎて
「本当にいるのかな…？
からかわれた訳じゃないよね？」
って美月ちゃんに聞いた。
「…そんなのわかんないよ…。」
《チーン》
最上階にランプがついて扉が開いた。
すぐそこにBARがあって、私達は一度目を合わせてから入り口に向かった。
「いらっしゃいませ。お客様、２名様でしょうか。
「いえ、待ち合わ・・・せ？」
待ち合わせって言っていいのかわからなかった。
だって、本当にいるのか信じられなかったから・・・。
「待ちあわせです。」
奥から臣が店員さんに言った。
「かしこまりました。」
店員さんは持ち場へ戻って行った。
「こっちこっち！そろそろかな〜って思って何回か見に来ちゃったよ。」
って臣が言った。
「すいません・・・。あ、ありがとうございます・・・。」
臣が私をみてクスっと笑った。
あーーーｗｗ
意味もなく謝ってしまった〜(汗)
「はい、到着！座って〜！」
そこには本当に健二郎とGUNちゃんがいた。
長方形のテーブルを三人掛けのソファーと一人掛けソファーで囲んである席だった。
片方の三人掛けのソファーには健二郎。
一人掛けのソファーにはGUNちゃん。
そしてもう片方の三人掛けソファーに臣が座った。
私は慌てて
「こんばんは！！Aです。
こっちは友達の美月ちゃんです。」って挨拶をした。
ふと美月ちゃんを見たら固まってるｗｗ
「美月ちゃん、大丈夫？」ってこそっと言ったら
「あ、こんばんは！！」って美月ちゃんが慌てて言った。
GUNちゃんが最高に可愛い笑顔で
「こんばんわー！」
健二郎がちょっと上ずった声で
「本当にミーグリの子やーー！」って言ってくれた。
二人とも覚えてくれてる！！
また涙ぐんじゃった・・・。
一体今日は何回涙ぐむんだよｗｗ
「どうぞ！座って？」って今度は落ち着いた声で健二郎が言った。
どこに座ればいいんだろう・・・・。
って思った途端、臣が私の手首を掴んで
「ここすわんなよ！」って優しく引いた。
ドキっとした。
もちろんびっくりしたのと、あの臣が私の手を掴んでるって言うのもあるけど、
それ以外のドキって言うのを感じてしまっていた。
手を引かれるまま臣の横に座った。
健二郎とGUNちゃんが
「美月ちゃんもこっち座りなよーー！」って手招きをしていた。
美月ちゃんは小さな声で「はい。」って健二郎の隣の席へ座った。
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kei#12(プロフ) - とももさん» 嬉しいです(*ﾉ∀ﾉ)もっと細かく色々書いたら良かったなぁーなんて今でもたまに思います(*≧艸≦) (2013年3月30日 1時) (
レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
ともも(プロフ) - 最後のところで泣いちゃいました。 (2013年3月29日 19時) (レス) id: 622ebcea0b (このIDを非表示/違反報告)
kei#12(プロフ) - こっさん☆さん» こんなまっすぐ愛してくれる人いたら素敵ですよね(*ﾉ∀ﾉ)それが臣ならなおさら♪♪（笑）ハッピーエンドで締めたので次はもっと旨が締め付けられるような想いになってもらっちゃおうかななんて思ってます。（笑）コメントいつもありがとうございます。励みになります (2013年2月6日 8時) (レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
kei#12(プロフ) - ゆりんぼさん» ありがとうございます(T ^ T)コメントを見てヤル気が出てるところもあるので本当に嬉しいです(^-^)臣・・・男前過ぎてかなりやられます(*ﾉ∀ﾉ)このままずっと臣と付き合ってて欲しいくらいですけど（笑）本当にありがとうございます♪ (2013年2月6日 0時) (レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりんぼ - ついには1章完結ですね!!臣ファンの私としては、主人公が臣を選んでくれて嬉しいです(*≧∀≦*)けど隆司との関係も気になるので、2章も楽しみにして待ってます!!今までの小説のなかで一番現実味があって好きです＼(^^)／ずーっと続けてほしいです(笑) (2013年2月5日 23時) (レス) id: 14eec80005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kei#12 | 作成日時：2013年1月12日 22時
