*三代目JSB短編集10

優しさ 健二郎 ページ43

〜健二郎Side〜



Aに早く会える嬉しさに


猛スピードで家に向かった。



健「ただいまぁ〜♪ A〜？」





あら？明かりは点いてるのにおらんなぁ…


お風呂？いやいや 音せぇヘん。


トイレ？せやから 音せぇヘんって‼︎




そんな しょうもないツッコミを入れながら


リビングヘ向かった。




すると ご飯がキレイにラップされて置いてある。



そして その上に置き手紙。


隣にはなぜか風邪薬




ん？A風邪引いたんか？




大丈夫やろか。


心配になったオレは手とか洗う前に


まず先に寝室に行った。




寝てるのに起こすのはかわいそうやけど


とりあえず話したかった。



健「A…ただいま。風邪引いたん？」


A「Zzz…ん。けん？」



あぁ…。熱で真っ赤な顔や…


そうとう熱高いんやろか


それに 目もうつろやん。



健「大丈夫か？熱計ったん？」


A「まだぁ…けん…あついよぉ〜…」



アカン…// かわえぇ…ぎゅーしたい…////



なんて 邪心は払って体温計を探した。



健「じゃあ 1回起きて熱計ろ？」


A「ん…。」




pipipi…


熱を計ると 40.2℃



アカン。高すぎ…鳥並みの体温や…泣

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