安眠に大事な抱き枕【朔間凛月】

機嫌 ページ43

凛月side









結局、Aとナッちゃんが朝に話してたことってなんなんだろう、、、、、、？









今日1日中、そのことばかりが頭の中を埋めつくした。









表向きはもちろん余裕そうな顔をして、

Aには
放課後、覚悟しててね？
なんてかっこつけたりしてたけど、


実際の俺の頭の中は嫉妬でいっぱい。









俺が知らなくて、ナッちゃんが知ってることがある、
なんてそんなこと許せない、



って思ってる自分が頭の隅に。









意外と嫉妬深い自分に驚きながらも、
少しこの感覚が心地いい気もする。









そんなんで、午前中の授業はずっとAを見てた。









眠気に耐えられず机に突っ伏すA、

黙々とノートに字を書いていくA、

つまらなくなってペン回しの練習をし始めるA。









あ〜かわいい。









俺の方見たりしないかな、なんて期待してみるけど、

本人は俺の事を気にしてる暇はないらしい。





Aはいい子だからね、
授業はちゃんと受けるし、内容も必死に理解しようとして頑張るんだろう。







俺の方も見てほしいのになぁ。









しかもお昼休み。

紅茶部の活動の話があるとかで、
エッちゃんに生徒会室まで呼び出されて。



Aとナッちゃんが何をするのか気になったのに。




エッちゃんの話が終わったあとも、
ま〜くんにかまったりしてたらあっという間に
お昼休みが終わった。









午後は選択科目ばっかでAと同じ授業がなくて。









あ〜もうイライラすんなぁほんとに。









放課後まで待てる気がしない。





待てても襲っちゃうかも、、、、、、







ふふふふふふ、、、、、、♪♪









Aのこと、押し倒したら、
どういう反応するかなぁ、、、、、、？









泣いちゃうかな？




ふふふ、、、、、、♪♪









それはそれでかわいいんだろうなぁ。









でもAのことは大事にしたいからなぁ、、、、







キスなら許されるかなぁ？



血、吸っちゃおうか。





ふふふふ、、、、、♪♪









ニヤニヤが止まらない。







放課後、Aにどんないじわるをしてあげようか、


それを考えるだけで気分が良くなる。







それだけで上機嫌になる俺は単純。

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