安眠に大事な抱き枕【朔間凛月】

登校 ページ39

次の日。






家を出ると、凛月くんが既に外で待っていて。






A「お、おはよう」




凛月「おはよ、、、、、」








やはりいつもと同じように眠そうだ。







凛月くんはいつも真緒くんに起こしてもらうんだっけ、、、、、、




そういえば真緒くんどこだろ？







真緒「はい、凛月、炭酸買ってきたぞ」







どうやら凛月くんのパシリにされてたみたいです。







A「おはよう、真緒くん」




真緒「おはよう！これから毎朝よろしくな！」




A「こちらこそよろしくね」




朝のあいさつを交わして、歩き出す。






凛月「A、今日の放課後デートしよ」







A「へ？」









少し歩いて、私の行きつけの喫茶店が見えてきたところで凛月くんがいきなりそう言う。






真緒「お、お前ら、そ、そういう仲だったのか？！」








凛月「ちょっとまーくんうるさい」







真緒「お、おう、悪い」









凛月「で、返事は？」




A「あ、うん、いいよ」









、、、、、、、してしまった







凛月くんとデートの約束！！！！









どーしよ、これじゃあ今日の私は
きっと何聞いても上の空だよ









服どーしようかな、髪型もちょっと変えたりして？









A「ふふふ」








凛月「なあにA、嬉しいの？」







A「え？！あ、うん、う、嬉しい、、、、」







笑いが声に出てしまって、凛月くんにからかわれる。

でもそれさえも嬉しくて、ニヤニヤが顔に出てるのが分かった。









真緒「おーい、俺の事忘れてないか？」









凛月「大丈夫だよまーくん、後でまーくんのこともかまってあげるからさぁ、ちょっと待っててねぇ」








真緒「いや別にかまって欲しいとかじゃないからな？！なんか勘違いされてるみたいだけど！」









凛月「まーくんあんまり揺れないでぇ」









真緒くんってかわいいよね。




ここの2人の会話が毎朝聞けるなんて幸せ(？)









そうしているうちに学校に着く。

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