安眠に大事な抱き枕【朔間凛月】

シニカル王子 ページ13

そしてシニカル王子こと瀬名泉先輩に連れてかれた所は、、、、









A「屋上？」









泉「あんたさぁ、









くまくんとどういう関係なわけ？」









A「え、えっと、抱き枕と主人？」







泉「はぁ、、、、あんたはそれでいいわけ？」





良いかって言われたら、、、、







良くない。と思う。









カップルでもない高校生同士が抱き合って寝てるのはおかしい。









んだけど。









あの時間を手放したくないと思う自分がいる。









泉「ちょっと、聞いてるのぉ？」






A「あ、えっと、はい。」





泉「そのはいって言うのは抱き枕と主人の関係でもいいってことぉ？」




A「い、いや、良くないと思う、、、、」







泉「はあ、


付き合ってるわけじゃないんだよねぇ？」





A「はい、」







泉「付き合ってもない高校生が抱き合って寝てるってどうなの？
A、あんたそのうちくまくんに食われるよ？」




A「く、食われる？」





泉「くまくんが吸血鬼ってこと知ってるんでしょぉ？血吸われるよっていってんの」








A「あ、」









泉「っていうかさ、くまくんが良いなら俺だっていいわけでしょ？」






ん？






泉「ほら、こっち来て」








え？





A「泉さん？」







泉「なぁに、早く来なよっていってんだけど」






意味がわからないので、とりあえず泉さんの近くに行ってみる。





泉「よしよしいい子だねぇAは。」








ギュッ








え？







へ？








A「あ、あの、泉、さん」






えっと、え？








泉「なぁに、くまくんは良くて俺はダメなんだ？」




A「いや、だって、ハグ、は、その、」




泉「くまくんは添い寝だよ？俺はハグさえも許されない、そう言いたいの？」




A「え、いや、そうじゃないんですけど、えっと、その、」





泉「なぁに？」









A「と、とりあえず、あの、心臓がうるさいので、ちょっと、1回離れて、ください、」









泉「はぁ？離すわけないでしょ、バカなの？」









A「えっと、」






泉「あんたのKnight(騎士)は俺じゃダメなわけ？」





A「え、あ、うんと、/////」




泉「かわいい顔しても無駄だからぁ」





A「泉さんっ//////////」









た、助けて、、、、、！！！！！

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