26. ページ26
·
匠海side
ソロデビューの話を持ちかけられてからしばらく
経った頃、事務所内で宮下の昌也と遭遇した。
匠「あ!宮下さん!」
宮「おお匠海!元気でやってるか」
匠「まぁ。今ちょっといいですか?」
そう言って空いてる部屋に宮下さんを連れて入って、次の仕事までの時間を確認した。
あと2時間程しかない。
移動時間を考えると、そんなにゆっくりは出来ない。
でも、つぎ宮下さんに会えるのはいつになるか分からないから。
だから、今聞いておかなきゃ、言っておかなきゃダメだと思った。
匠「…俺のソロデビューの話なんですけど」
宮「あぁ…うん、やる?」
匠「やりません」
宮「だよなぁ。もう返事は匠海のマネージャーから聞いてるからいいけど」
匠「違うそうじゃなくて。」
少しマジになってる俺に驚いた顔をしながらも、話は聞いてくれるらしい。
近くのイスに座るように促してきた。
匠「…本気で言いました?」
宮「なにを?」
匠「俺がソロでデビューする話、本気で言ったんですか?」
どうしても確かめずにはいられなかった。
俺の知ってる宮下昌也は、DISH//が大好きで、俺らがDISH//を好きなことに誇りを持ってたはず。
俺がソロでやりたいなんて言うわけないって、分かってたはずなんだ。
·
58人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましゅまろ(プロフ) - トン助。さん» 初めまして!コメントありがとうございます!とても嬉しいお言葉ありがとうございます、励みになります!DISH//さんと共に、この作品も愛してくださると嬉しいです! (2020年9月14日 15時) (レス) id: de85c83aa4 (このIDを非表示/違反報告)
トン助。(プロフ) - 初めまして。DISH//が大好きで作品を探していたら、この作品に出会いました。文章力と表現力を活かした作品のクオリティに衝撃です。更新本当に楽しみにしています。頑張ってください(^^) (2020年9月3日 20時) (レス) id: 5008114d4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ましゅまろ | 作成日時:2020年8月27日 22時