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太陽side





Aちゃんの教室に寄らないで教室にくるのは久しぶり。…な気がする。





たぶんそんなに経ってないけど、俺の中ではかなり大きい時間になってた。





その日は何をするにもAちゃんがちらついて離れてくれなくて、何も手につかなかったから





3限目からは全部寝ることにした。





俺がこんなに元気ない時くらい、放っとしてくれればいいのに、そうしてくれないのが海。





海「はい、話せ。」





そう言われて放課後の教室で2人で残る。





直球すぎるにもほどがあるやろ。





『…なにを』





海「分かってんだろ。今日のお前明らかにおかしい。」





『…別に。朝、Aちゃんにもうこの関係やめよって言われただけや』





海「…え、それだけ?」





それだけ?俺にとっては重大だわ。
…この感じ2回目な気が…





海「太陽、お前Aちゃんのこと大好きだな」





『…は、なんでやねん』





海「だって"偽"恋人やめよって言われてそんな落ち込んでんだろ?それ太陽がAちゃんにぞっこんな証拠じゃん」





…分かってる。





自分がなんでこんな落ちてるのか分かってる。
認めるのがこわいだけ。





『いやでも…』





海「人を好きになるのが怖いなんて言わせねぇよ。お前はもう立派に恋出来てんだよ。いつまでも"あいつ"のこと引きずってんじゃねーよ」





引きずってる…のかな。
引きずってるのか。





だから怖いなんて思ってんだよな。





もう恋してるのは気付いてる。
でも、その先に進むのが怖い。





海「お前がそんなんだったら、俺がAちゃんのこと貰うだけだから」





そう言って教室を出ようとする海慌てて引き止めた。





『待てや』





海「なに」





そうや、まだ1番聞かなきゃいけないこと聞いてない。





『…昨日のあの男、誰なんや』





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ましゅまろ(プロフ) - 千羽さん» コメントありがとうございます!すごく嬉しいです!頑張りますありがとうございます! (2018年12月23日 10時) (レス) id: 5ab9ecd76e (このIDを非表示/違反報告)
千羽(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!いつも、次の展開が気になります!それに見入ってしまいます(笑)私はタカシくんが大好きなのでタカシくんとくっついて欲しいと切実に願ってます!更新大変かと思いますが頑張って下さい!楽しみに更新されるの待ってます(^o^) (2018年12月23日 3時) (レス) id: 049a9afd19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましゅまろ | 作成日時:2018年11月29日 17時

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