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太陽side
『海…』
海「そんな深刻な顔してなに、Aちゃんに会えなかったの？」
『いや、会えたけど…』
海「じゃあいいじゃん。俺に感謝してよね」
『海は…Aちゃんのこと好きなの？』
海「…さぁ、どうでしょう？」
なんやねんそれ。どうでしょう？
この間、狙っていい？とか言ってたくせになんなんだよ
『じゃあ、なにしたん』
海「なにしたって？」
『とぼけんなや、なんなしたやろAちゃんに』
海「あー、でも太陽が想像してるようなことはしてないよ」
『なっ俺はそんな変なこと思ってる訳ちゃう！』
海「え、なに想像したの？太陽全然純白じゃないじゃんー」
海…嫌いや。
嘘だけど。
『で、ほんとはなにしたん』
海「え、まだ聞く？めんどくさいなー。一瞬おでこにちゅってしただけだよ」
だけ？ちゅってしただけ？
俺にとっては大問題なんやけど！！
『それ、Aちゃんのこと好きでしたんちゃうの？』
海「んー…キスしたのは正直自分でも想定外かな。反射的にしちゃった」
『海には俺の彼女って言うたよな？しちゃったで許されることちゃうねん。』
海「…ねぇずっと思ってたけど、なんでそんな怒り抑えてんの？」
『…は？』
海「もっと怒りたいでしょ。殴りたいでしょ。声荒らげて怒り狂いたいでしょ。なんで我慢してんの？」
『…べ、つにそこまで怒ってる訳ちゃうし…』
海「嘘。顔が言ってるよ、殴りたいって。」
殴りたいとは思って…ないと、思う。
でも怒ってるのはたしか。ムカつくのもたしか。
こいつ、全部わかった上で言ってるんか？
海「俺から1個聞いていい？」
『うん…』
海「なんでそんなにAちゃんに必死になんの？」
『だから、俺の彼女だか…』
海「違うでしょ」
全部言い終わる前に、遮られたそのことば。
海「Aちゃんは太陽の彼女なんかじゃないでしょ」
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ましゅまろ(プロフ) - 千羽さん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！頑張りますありがとうございます！ (2018年12月23日 10時) (
レス) id: 5ab9ecd76e (このIDを非表示/違反報告)
千羽(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！いつも、次の展開が気になります！それに見入ってしまいます(笑)私はタカシくんが大好きなのでタカシくんとくっついて欲しいと切実に願ってます！更新大変かと思いますが頑張って下さい！楽しみに更新されるの待ってます(^o^) (2018年12月23日 3時) (レス) id: 049a9afd19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅまろ
| 作成日時：2018年11月29日 17時
