花幡 萠夏 ページ37
廻神 進吾
呼び方「廻神先輩」
同じ学校の先輩。萠夏の印象では構ってくれるいい人、なのだが彼からは利用されているだけ。彼に遊ばれている。そして、彼からの思わせ振りな態度にまんまと引っ掛かり、片想いしている。薄々利用されてるの気付いているが、嫌いになれない。
「わっ!? え、廻神先輩……きゅ、急に窓から現れないで下さい……し、心臓に悪いです……」
「でッでーと……!? ら、来週なら……空いてますけど……わ、私なんかで良いんですか……？」
「は、はいっ……！分かりました、お手伝いさせて頂きます……！」
成瀬 杏璃
呼び方「成瀬先輩」
同じ学校の先輩。サイキッカーになって間もない時に出会った。今ではアニマディフェンスやエゴが似ており、エゴの使い方とか教えてもらっている。萠夏の師匠である。
「ああああのっ……！お、お助けくださりありがとうございました……！」
「せ、先輩……！この度もご教授お願いします…！」
「う、噂のあの先輩とご一緒するだなんて……いつ撃たれても可笑しくは……!?」
有栖川 青蓮
呼び方「青蓮ちゃん」
彼女の兄と家が隣で同じ高校出身の先輩と後輩だった。彼女の兄は萠夏を認め、気にかけてきた為、亡くなった際萠夏は深い傷を負った。彼女に出会った際に、彼女の兄の面影を思い出し性格含め仲良くなる。なお、彼女と彼女の兄が兄妹だと言うことは萠夏は知らない。
「や、優しいんだね、青蓮ちゃんって……」
「せ、青蓮ちゃんはね、……私を認めてくれた人と似てるんだ。……だから、ちょっと心配、かな」
「い、いきなり居なくなっちゃうのは……嫌だな。怖いの……」
虚木 美鈴
呼び方「美鈴さん」
同じ高校の同級生であり、数少ない友人。そのため少しべったり気味。性格やら何やら彼女と正反対で、自信家でかっこいい彼女のことを沢山頼りにしてしまう。
「はいっ！美鈴さんはすごいです！私なんかじゃ到底真似できない……」
「ひぇっ!!す、すみません……。……！美鈴さん…!!」
「美鈴さんはかっこよくて……私なんかとお友達になって下さるいい人です。だから…お役に立ちたいんです…」
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