最愛~I need you~ (ページ9)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:66,845 hit

お家1 ページ9

.

「ただいまー」

『おかえり、A』

『ただいまー』

「亮、おかえり」

銀魂の完成披露が終わったあと2人で家に帰ってきた。

「あー、今日も楽しい1日だった！」

荷物を置きソファに座りながらそう言った。

『楽しかったね！』

亮も隣に座りながらそう言った。

「亮、今日も1日ありがとう。お疲れ様。」

『お疲れ様でした。A、今日もありがとう。愛してる』

そう言って触れるだけのキスをした。

これも毎日の決まり事。決まり事といっても無理矢理している訳ではないがもう3年ほど続いている。

『あー、ビールでも呑もうかな。』

「え！じゃあ私も呑むー」

「でもその前にお風呂はいってこよー。」

『俺も入る』

「今日は私が先に入るね、先に出ておつまみでも作っとく。」

『んー、ありがとう。じゃあ湯船つかったら呼んでー』

「はいよー」

そう言って私は自分のパジャマと亮のパジャマを持ってお風呂場へ向かった。

お風呂は一緒に入る時もあれば入らない時もある。
その辺はお互いの気分。

シャワーを浴びながら鏡を見る。

「えー、こんな所にもキスマークついてる。」

腰骨の所に綺麗に付けられたキスマーク。
私って愛されてるな！なんて思ってる場合ではない。明後日から映画撮影で脱がなければならない。キスマークは禁止せねば。

湯船に浸かり呼び出しボタンを押す。

『はーい』

亮がシャワーを浴びながら

『あー、せっかくAが付けてくれたキスマーク消えかけてる。』

なんて言ってるけど。忘れてるのかな？？この方。

「消えてくれないとやばいじゃん。明後日から愛欲に溺れるの撮影だよ？」

『明後日から撮影かー。』

そう言いながら亮がお湯に入ってくる。

『オファー来た時めっちゃ驚いたけどね笑』

「ね！まじかよーって笑」

「まあでも私は千葉美桜を精一杯生きます。」

『俺も。』

「さ！私は先に出るよ！ゆっくり浸かって疲れとってね！おつまみ作って待ってるよー。」

『おー、ありがとう。』

.