続々 ページ9
紅葉｢かてA｣
A｢んー？｣
手当ての様子を黙って眺めていた紅葉が口を開いた
紅葉｢その傷は誰にやられたのじゃ？
森｢それは私も訊きたかった事なんだよね｡一体誰にやられたんだい？｣
森と紅葉は笑みを浮かべているが少量の殺気を含んだ笑みだ
少量といえど構成員は震え上がるほどの殺気である
Aはそれを軽く流しながら紅葉の向かい側へと座った
A｢別に誰にやられても良いじゃないか｡一寸掠っただけだし｣
紅葉｢その一寸が問題なのじゃ！もし銃弾が当たったらどうする！｣
A｢その時はその時でまァ何とか成るだろう｣
紅葉が怒りを露わにする中､Aはへらりと笑った
紅葉｢お前は昔っからこうじゃ！人が心配していると判っているにも関わらず常に何処か怪我をして帰ってくる！太宰や中也にもそれは注意されていたじゃろう！ほんっとにお前という奴は｣
A｢うふふ紅葉...私の事心配してくれていたんだね！知らなかったよ〜嬉しいなぁ｣
Aはにんまりと微笑むと紅葉は舌打ちをした
紅葉｢ふんっ！嘘をこけ｡お主のそういう所､昔から大っ嫌いじゃ｣
A｢私は会った時から紅葉の事､大好きだよ〜｣
紅葉｢殺す｣
A｢うふふ紅葉に殺されるなら嬉しい｣
紅葉｢チッ...
A｢苦しいのはいーや｣
紅葉｢いつか絶対殺してやる｣
A｢うふふふふふふふ｣
紅葉の眼に火花が散る中､終止符を打ったのは森だった
森｢一旦ストップ！エリスちゃんもいるからね！？此処は一時休戦で仲良くお茶会しようよ！｣
エリス｢リンタロウキモい｣
森｢何で！？｣
エリスは森に一言毒を吐くとAに云った
エリス｢それよりもお姉様！何飲む？｣
A｢紅茶をお願いしようかな｣
エリス｢判ったわ！リンタロウ｣
森｢はぁ〜い｣
エリスに呼ばれると森は携帯電話を取り出し誰かに電話を掛けた
森｢広津さん紅茶を｡そうそうアールグレイでティーポットに入れて来てくれれば良いから＿＿じゃ､宜しく頼むよ｣
森は電話を切ると云った
森｢これでいい？｣
エリス｢珍しく完璧よリンタロウ｣
森｢さり気無く毒を吐く姿も可愛いよエリスちゃん！｣
エリス｢キモい｣
A｢相変わらずだねぇ｣
紅葉｢お主もな｣
A｢紅葉こそ｣
紅葉｢殺されてしまえ｣
A｢私が死んだら泣いちゃう癖に｣
紅葉｢本当に死ね｣
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花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです！ (2020年9月10日 23時) (
レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの？珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い！！......ストレス軽減ってどうやってるんだろ？((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか？ (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2019年5月7日 3時
