続 ページ38
谷崎「そういえばAさんが異能を使っているところ見た事ないな」
ナオミ「そうですわね…」
春野「無いですね」
与謝野「妾も無いねェ」
敦「え…皆さんご存知無いんですか!?」
国木田「嗚呼。Aさんが異能を使用しているところは見た事が無い…そこら辺は一番付き合いの長い太宰が良く知ってるのではないか?」
社員全員が太宰の方へと視線を向ける
敦「太宰さん、Aさんの異能力……ご存知ですか?」
太宰「勿論!」
太宰は頷く
すると敦は目を輝かせる
敦「一体どんな能力の持ち主なんですか?」
太宰は一瞬考える素振りを見せ口を開いた
太宰「Aさんは世に珍しくとても希少な異能力を二つ御方だ」
探偵社一同は驚き各々顔を見合わせる
国木田「その様子だと嘘では無いんだな」
国木田が太宰を見ると太宰は頷く
太宰「Aさんの事については嘘はつかないよ」
国木田「なら教えてもらおう。Aさんの異能力はなんだ」
太宰「Aさんの異能は美しくそして最も強く、それと同時にとても恐ろしい異能力だ…これ以上私の口から伝える事は出来ない。そんなにAさんの異能に興味があるなら本人から訊く事だね」
太宰はそう云うと一人会議室へ向かってしまった
同時刻、Aは繁華街を歩きとある少女を探していた
暫く足を進めると不自然に一人でいる金髪の幼女を発見
Aは彼女に駆け寄り声を掛ける
A「エリスちゃん」
Aに声を掛けられ後ろを向く金髪幼女のエリス
エリスはAの顔を見ると目を輝かせた
エリス「お姉様!!」
Aはエリスの目線に合わせる様にしゃがんだ
A「エリスちゃんどうしてこんな所に居るんだい?」
エリス「リンタロウを困らせたくてわざとはぐれたの!」
A「また面白い悪戯を思い付いたものだ…でも森さんの元へは帰れるのかい?」
エリス「向こうから来てくれるからいいの!」
A「なら安心だね。だがエリスちゃんもここで一人だったら暇だしもし誘拐されたら大変だから私と一緒に購物でも行く?」
エリス「行くわ!」
エリスが大きく頷くとAは微笑み立ち上がる
A「なら早速行こう」
エリスと手を繋ぎまた歩き始めた
103人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです! (2020年9月10日 23時) (レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの?珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い!!......ストレス軽減ってどうやってるんだろ?((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rei | 作成日時:2019年5月7日 3時