続々 ページ22
太宰「むぅ......国木田くぅーん!Aさんが意地悪するよぉー!」
頬を膨らませながら国木田に助けを求めた太宰
国木田「知るか」
国木田も
太宰「酷い!」
国木田「お前はその机の上に置いてあるものをどうにかしろ」
国木田はそう云って太宰のデスクの上に散乱している沢山の贈呈品を指差した
太宰「それは出来ないよ。面倒臭い尚且つ足元にも贈呈品でいっぱいだし」
太宰の足元には花束や紙袋、箱が置いてある
国木田「チッ...さっさと社員寮に持ち帰れ」
太宰「帰る時、国木田君も運ぶの手伝ってよ」
国木田「断る」
太宰「え〜じゃあAさ_」
A「い・や」
太宰「ぶー」
国木田「独りで運ぶんだな」
太宰「こりゃあ骨が折れるね」
国木田「偶には良い」
するとAが置いてある花束を見てふと云った
その花束は紫陽花と黄色のカーネーション、シレネのものだ
A「紫陽花の花言葉は浮気・移り気、嘘つき黄色のカーネーションは軽視、嫉妬、愛情の揺らぎ、シレネは偽りの愛、
太宰「さ、さぁ...?」
太宰は目を泳がせてそう云った
国木田「お前にぴったりな花言葉だな」
A「それじゃあ困るんだけどねぇ」
Aは溜息をつくと席を立ち探偵社を出ようとした
すると太宰は顔を上げ首を傾げる
太宰「どこ行くの?」
A「仕事も一段落ついたし外の空吸ってくるよ」
そう云ってAは探偵社を出て行った
太宰「何か今日のAさん冷たくない?」
国木田「お前に等々Aさんも愛想つかされたのだろうな」
太宰「折角の誕生日なんだからもっと優しくしても良いのに......」
国木田「莫迦なこと云ってないで仕事しろ」
太宰「え〜」
太宰は口を尖らせるのだった
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花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです! (2020年9月10日 23時) (レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの?珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い!!......ストレス軽減ってどうやってるんだろ?((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2019年5月7日 3時